【上位拮抗】ハリケーンは昇級初戦から好レース。レース振りに安定感もあり好勝負必至。コルポディヴェントはやや安定感に欠ける面を持つも素質上位。アメリカンウィナーは力をつけており状態も前走以上。活気が出てきて復調傾向のジョウノボヘミアンは動きも軽快。サンビスタはクラス慣れ見込める。イッシンドウタイは巻き返しの態勢にありニシノオウガイにも注意を払いたい。

【復活の狼煙】ジョウノボヘミアンが復活の狼煙。甲南Sは、メンバー中最速の上がりで0秒3差に突入。2年2か月もの長期休養を余儀なくされ、二けた着順も続いてきたが、ひも解けば休養前は3連勝ブッコ抜きの好素材。イレッポだけに、パドックの発汗を目にすると馬券購買意欲が削がれるけれど(笑)、関西遠征後もメニュー通り稽古は消化できている。昨年の総武Sの勝者コルポディヴェントとの差し比べが第一本線。体質弱く、走り時が難しい馬だが、3F追いが主体とはいえ、いつになく調整は順調。鞍上には内田を配してきた。ハリケーンには戸崎。こちらも、少し間隔をあけることで上手くガス抜きができたか。惑星はアメリカンウィナー。中山の1800ダートは追い通しとなるが、東京マイル・1分36秒8は、楽々現級レベル。イッシンドウタイも、前走だけでは見限れない。

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