11R

京成杯AH

15:45発走 / 芝1600m (右 外 B) / 天候:雨 / 馬場:良
4回 中山 2日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(特指) ハンデ 14頭
本賞金:3800,1500,950,570,380万円
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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複BOX

1

7

9

10

11

10通り 各100円

3連単1着流し
1着

1

相手

6

7

8

9

10

11

30通り 各300円

東大ホースメンクラブの見解

 日曜日の中山競馬場でのメインレースは秋競馬の開幕週を飾る京成杯オータムハンデ(GIII)です。過去の傾向を踏まえながら予想していきたいと思います。

 本命にはインパルスヒーローです。当レースは3歳馬の活躍が目立ち、過去10年で連対率、複勝率ともに最高の記録を残しています。なかでも、NHKマイルCに出走した3歳馬の成績は良く、レオアクティブが昨年レコードタイムで制したことは記憶に新しいところです。本馬は、前走のNHKマイルCでタイム差なしの2着になっており、マイルにおいて世代トップクラスの実力があることは間違いありません。これは過去に3歳で出走した馬の中で最高水準の実績ですし、久々の競馬、斤量55キロのマイナス材料をはねのけられる器であると期待します。また、開幕週の中山マイルで内枠を引いたことは確実にプラスです。

 本命と同じく、対抗にも、3歳馬ゴットフリートをチョイスします。中山マイルでは、朝日杯FS皐月賞ロゴタイプの3着になっている実績がありますし、斤量53キロはかなり恵まれた印象です。スタート次第になると思いますが、休み明けで立て直されていることを期待します。

 3番手にはルナを推します。降級後2戦目で難なく1600万下を突破し、オープン以上の力があることは明白です。逃げ脚質にとって、開幕週の馬場は追い風になりますし、本馬自身中山のマイルを得意にしています。手の合う横山和Jの最近の勢いに乗りたいところです。

 昨年の覇者レオアクティブ、実績最上位のダノンシャークダイワメジャー産駒エクセラントカーヴ、得意舞台・軽ハンデのウインクリアビューまでを押さえます。

東大ホースメンクラブ PANYA

 高橋学の予想

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予想印
10ルナ(1人気)
8ダノンシャーク(2人気)
4マルカボルト(9人気)
1インパルスヒーロー(4人気)
7エクセラントカーヴ(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連BOX

1

4

7

8

10

10通り 各1000円

高橋学の見解

 距離が1800mから1600mに変更されたS59年以降の29年間から、■消える馬(連対圏外の馬)、□残る馬(連軸または穴候補)をチェックしてみよう。なお、S63年は新潟(右回り)・H14年は新潟(左回り)で代替開催された点に注意。

ウインクリアビュー…前走1000万戦を使用して2馬身以上の快勝できなかった馬は、右芝(H14年は左芝)3勝以上かつ連対率5割以上馬を除き[0-0-0-14]。

ゴットフリート…キャリア6戦以上2勝以下(マル地馬は中央のみの成績)は、芝のGI戦連対、またはGII・GIII戦1着好走歴がある馬を除き[0-0-2-15]。

スマイルジャック…6月以降に芝重賞戦で5着内または0秒5差内の走破歴がないハンデ54キロ以上の7歳以上高齢馬は[0-0-1-22]。

テイエムオオタカ…1600mを3回以上走って連対がない馬で、前走連対を外していた馬は[0-0-2-20]。テイエムの1600mは[0-0-2-5]。

ドリームバスケット…前3走内にGIII以下戦、5人気以下で10着以下の大敗が2回以上ある馬は、前走OP戦1着・GIII戦連対の好走馬を除き[0-0-0-25]。

フラガラッハ…6歳以上馬で、前走GIII以下の芝で6着以下かつ0秒6以上敗退のハンデ54キロ以上馬は[0-0-2-36]。
 また、6月以降に2戦以上消化し、前走GIII以下の芝で10着以下大敗のハンデ54キロ以上は[0-1-1-18]で、このうち芝1600mの持ち時計が1分33秒0を切っていない馬は[0-0-1-12]。フラガの持ち時計は、1分33秒3。ここ5年、京成杯AHの平均走破タイムは1分31秒9と高速レース。6歳、しかもハンデ57・5キロで速い流れについて行けるか?

ミッキードリーム…1600mを5回以上走って0勝は、前2走内にGI戦5着内の好走がある馬を除き[0-0-0-20]。

レオアクティブ…前3走とも6月以降のGIII以下芝で連対を外していた馬で、1600m戦1勝以下は[0-0-5-19]。H2年、前3走「1400mOP5着→1200mGII3着→関屋記念0秒1差3着」のダイワダグラスが2人気に支持されていたが僅差3着だった。
 また、右回り芝を10回以上走って連対3回以下の4勝以下牡馬は[0-0-0-7]で、H22年、前走GIII関屋記念2着のセイクリッドバレーが1人気も9着敗退。

ワイズリー…1600m連対が、5回以上走って1回以下、または10回以上走って2回以下は、重複、前走OP戦連対・重賞戦3着内の好走馬を除き[0-0-6-32]。

□秋緒戦は、夏の好調馬を狙え
 5月以降の消化レースが3戦以内の馬で、前走7月以降の1400m以上の芝のレース、斤量55キロ以上で2馬身以上快勝していたハンデ55キロ以下の馬は[2-3-0-0]。
前走逃げて2馬身差快勝のハンデ55キロのルナに◎。

□穴なら中距離路線馬に注目
 前2走ともGIII以下の1800m-2000mの中距離戦使用馬が9頭連対をはたしているが、このうち6頭が7人気以下の伏兵だった。圧巻は、H21年14人気2着のアップドラフト。同馬は、前2走「OP1800m4着→OP1800m7着」、1600m以下での連対経験はなかった。

▲にマルカボルト。一昨年の中山GIIAJC杯でトーセンジョーダンの0秒3差6着好走歴あり、また、昨年の同時期中山準OPの2000m戦で、1000m通過57秒6のハイペースを3番手抜け出して勝っておりスピード対応力はあるはず。H22年の京成杯AH、1000m通過58秒5の例もあり、日曜雨模様の天気予報(金曜予想時点)なら馬場渋化で妙味充分だ。

 三田明太の予想

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予想印
5ワイズリー(6人気)
4マルカボルト(9人気)
2ミッキードリーム(10人気)
9ゴットフリート(7人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

5

1点 7000円

3連複フォーメーション
1着

5

2着

2

4

5

9

相手

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

30通り 各100円

三田明太の見解

 週中の降雨に加え、芝丈が例年より長めの設定になった中山開幕週。基本的には内枠の先行有利の馬場だろうが、昨年のような超高速馬場にはならないと読む。メンバー的には前が手薄に見えるが、昨年の覇者レオアクティブと同厩のルナが出てきただけに、役割分担としてもある程度のペースで流れると決め撃ちしたい。

 本命はワイズリー。準OP卒業後の近2走が重賞で連続5着だが、2走前の中京記念が外差し馬場の最内枠、前走の関屋記念は右前脚以外の3本が落鉄するアクシデントで、着順ほど内容は悪くない。またここ2走はスローから平均ペースで自身の指数も低調だったが、過去の指数動向から前傾ラップでこそのタイプ。初の中山になるが、中山マイルはコース形態から前傾ラップになりやすいだけに、指数的には今回が狙い目だ。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

1

6

7

9

10

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

6

相手

1

7

9

10

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

1

相手

6

7

9

10

11

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【上位拮抗】安田記念3着と健闘したダノンシャークは力量アップも顕著。休み明けも態勢整い秋の好発進を決めたい。状態戻って本来の末脚がよみがえったレオアクティブは展開次第で差し切りも。NHKマイルC2着のインパルスヒーローは成長見込める。朝日杯FS3着のゴッドフリートも気配良く上位の候補。エクセラントカーヴやルナも力をつけており、軽量ウインクリアビューも要警戒。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

丹下日出夫の見解

【右肩上がりの急カーブ】エクセラントカーヴは目下3連勝。イレ込み癖に泣き本格化に手間取ったものの、馬体を増量しながら、江の島特別を1分32秒3。次走の新潟日報賞を1分19秒7で快勝。時計面においても重賞レベルに追い付いている。新馬勝ちは中山マイル、右回りに良績が乏しいのは単に巡りあわせ。高速決着必至だけに、負担の少ない52キロも追い風となる。対抗に挙げたレオアクティブは、昨年新潟の朱鷺Sを1分19秒7勝ちの勢いを背に、京成杯AH・1分30秒7の日本レコードを打ち立てている。ただ、本年は57キロに増量。あの「神業」ともいうべきイン強襲が再びとなると?単穴はインパルスヒーロー。初の右回りとなるが、ファルコンS、NHKマイルと、人々の想像をいい意味で超えてきた。フレッシュな3歳馬は、時計更新の可能性も同時に秘めている。ルナの三走前の春興S・1分32秒8は、一週前のダービー卿CTと0秒2差。記録面の下地は十分。何が何でも先手。横山和の腹もたぶん座っている。NHKマイルCは11着と大敗したゴットフリートだが、本馬場入場までは我慢できていた。当日の気配を確認が必要だが、朝日杯3着の実績は、まだ見限れない。急仕上げは否めないものの、ダノンシャーク安田記念を1分31秒6で3着。時計はワンランク違う。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
14スマイルジャック(14人気)
8ダノンシャーク(2人気)
10ルナ(1人気)
7エクセラントカーヴ(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

7

8

10

14

12通り 各400円

3連単BOX

7

8

10

14

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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予想印
9ゴットフリート(7人気)
7エクセラントカーヴ(3人気)
1インパルスヒーロー(4人気)
5ワイズリー(6人気)
6レオアクティブ(5人気)
10ルナ(1人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

1

5

6

7

10

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

9

相手

1

5

6

7

10

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎ゴットフリートは「ローエングリン×サンデーサイレンス」という組み合わせ。これは皐月賞朝日杯FSを勝ったロゴタイプと同じ。2代母マチカネササメユキバックパサー≒フレイミングペイジ3×3・3、さらにいえばプレイメイト≒セックスアピール2×2という特殊な凝縮を持っている。持続型のスピードを感じさせる配合なので、速いラップが連続して刻まれる開幕週の芝に適性があるタイプだろう。昨年暮れ、同じコースで行われた朝日杯FSでは、前半800m45秒4というハイペースの競馬でロゴタイプコディーノに次ぐ3着と健闘した。京成杯オータムHで好走した3歳馬は、昨年の勝ち馬レオアクティブにしろ08年2着馬レッツゴーキリシマにしろ、朝日杯で好走した実績があった(レオ=3着、レッツゴー=2着)。このデータは心強い。ここ2走は出遅れて競馬になっていないので参考外の成績。夏の休養期間中にゲート練習を積んで不安が無くなったとのことなので今回は期待できる。

 奥田隆一郎の予想

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予想印
12ドリームバスケット(13人気)
10ルナ(1人気)
9ゴットフリート(7人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

10

-

12

1点 5000円

馬連流し

9

相手

10

12

2通り 各2500円

奥田隆一郎の見解

本命馬の見解:◎ドリームバスケットを、大穴馬として注目する。中山芝1600mにて1000万・1600万クラスを勝ち上がり、中山マイルを得意にしている。さらに中山芝コースは12戦4勝・2着4回という好成績で、中山巧者といえる活躍を見せてきた。約1年間も惨敗続きだが、前走にて復調気配を感じさせたことから、得意コースでの変わり身を警戒する。

穴馬の見解:▲ゴットフリートは、中山芝1600mの朝日杯FS(G1)を3着に好走。直結コースでは、東京芝1800mの重賞、共同通信杯(G3)を連対している。直結+同コースの重賞を激走したことから、コース適性は高い。近2走の結果から軽ハンデになるため、立て直しての大駆けを期待する。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

予想印
6レオアクティブ(5人気)
13テイエムオオタカ(11人気)
5ワイズリー(6人気)
10ルナ(1人気)
2ミッキードリーム(10人気)
7エクセラントカーヴ(3人気)
8ダノンシャーク(2人気)

netkeiba編集部の見解

 秋の中山開幕週の名物レースですが、昨年からは新設されたサマーマイルシリーズの最終戦という位置づけも加わりました。

 といってもサマーマイルシリーズは、中京記念関屋記念と合わせて3戦のみ。去年は、優勝馬のうち当シリーズに2回以上出走した馬が皆無で、シリーズチャンピオンは「該当馬なし」という締まらない結果に終わりました。今年は中京記念の勝ち馬フラガラッハが、すでに関屋記念にも出走(10着)しており、シリーズ制覇の要件は満たしています。他にも「ここを勝てばシリーズ制覇も」という馬が何頭か登録しており、サマーマイルシリーズも2年目にしてなんとか体裁が整ったと言えるでしょう。

 レオアクティブは昨年の当レースの勝者。今夏は関屋記念3着からの臨戦で、ここを勝てばサマーマイルシリーズチャンピオンになる可能性があります(フラガラッハの着順次第)。夏場に強い馬ですし、追い込み馬ながら高速馬場も苦にしません。連覇を狙う今走は「斤量との戦い」という側面も出てきますが、状態と適性については太鼓判を押せる一頭です。

 テイエムオオタカは昨年のスワンSで2着があり、実績的には上位の一頭です。マイル戦は久々になりますが充分守備範囲ですし、スプリント戦で揉まれてきた先行力は、このメンバーでは断然と言えます。開幕週の馬場を味方に粘り込みを図ります。

 ワイズリー中京記念関屋記念で連続して5着。サマーマイルシリーズ制覇の可能性を残しています。中山は初めてになりますが、キャリア豊富な馬で輸送は苦にしませんし、右回りはむしろ得意の部類です。早めに動ける自在性とハンデ差を活かせば、重賞初制覇のチャンスも小さくありません。

 安田記念3着のダノンシャークは、小回りコースへの対応と仕上がりが鍵になります。3連勝中のエクセラントカーヴは、ひさびさの右回りへの対応に不安が残りますが、小柄な馬なだけに軽い斤量で出走できるのは魅力。ミッキードリームは気ムラな馬ですが、脚質的には中山は合う可能性が高く、大敗後でも要注意。ルナは今年に入って6戦4勝の上がり馬で、勢いとスピードには警戒が必要ですが、逃げ馬だけに同型との兼ね合いが鍵になります。

厳選予想 ウマい馬券