【一騎打ちムード】メイショウロフウのデビュー戦圧巻。1分23秒5は、若干の馬場差があったとはいえ、同日の古馬500万を1秒5超。1000万を0秒1上回っていた。しかも、後続には5馬身、上がりも最速。このクラスは通過点とみた。ただ、ミヤジエルビスも、いずれは短距離ダートで重賞を狙える器。新馬戦の1分25秒1は、同日の3歳500万特別をはるかに凌ぐ内容。前走時計も古馬1000万と僅差の1分11秒5。3着とは5馬身、単に相手が強かっただけ。ベストウォーリアは、距離に壁があるか否か。今回が試金石。上位二頭のうち両方が崩れることは考えにくいが、モツれてアチーヴ、シャンパンルージュ。

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【三つ巴】ミヤジエルビスは前走惜敗も3着には5馬身差。コース替わりだが地力で押し切りを期待する。ティズトレメンダスも好走続きで逆転が十分。初戦圧勝のメイショウロフウにも勝利のチャンスがありそうだ。アチーヴは展開次第も仕掛けが決まれば上位まで。ベストウォーリアは折り合いひとつで善戦以上が考えられる。初ダートで一変したシャンパンルージュが押さえ。

　◎メイショウロフウは「ゴールドアリュール×ガルチ」という組み合わせ。父ゴールドアリュールはマイル以上が合うタイプだが、母ウルトラシートゥはミスタープロスペクター系のガルチを父とし、2代母シートゥシャイニングシーは本邦輸入種牡馬ディアブロの全妹という配合。母方から受け継いだスピードの影響で、デビュー戦はダート1400m1分23秒5という破格の好タイムを叩き出した。この距離の新馬戦としては日本歴代ナンバーワンの時計で、5馬身差の2着に負かしたスマートレパードは先週の未勝利戦（ダ1400m）を9馬身差で逃げ切った。デビュー戦はマグレでもフロックでもないことが判明したので、控える競馬をしたときに戸惑うようなことがなければ順当に勝てるはず。