【底知れない】バーバラは、3歳春の5月デビュー。二戦目の京都1200mを1分8秒5で逃げ切ったときからマークはしていたが、10月の京都戦は、後続に3馬身半、走破タイムは1分8秒0。前日の古馬OP・オパールSを0秒1上回っていた。しかも前半3Fが34秒4に対し、後半3Fは33秒6。一介の逃げ馬ではない。今春の目標は、高松宮記念?　まだ弱さを抱えている馬だけに、さすがにそこまでは大げさだが(笑)、準OP突破は既定路線。一年前の今頃と比べると、迫力や切れに今一つの観はあるが、アグネスウイッシュは、昨年の高松宮記念で最速の上がりをマーク。リトルゲルダは、開幕週の馬場を追い風に、一気の逃亡劇。ゲルダの逃げにためらいが生じれば、シゲルアセロラが惑星として浮上。

　昨日の予想で紹介した、「1?3月の準オープン芝短距離戦は4歳馬と昇級馬が強い」という傾向を、ここでも適用していきたい。

　◎は昇級で4歳といういちばん良いパターン（ちなみに昨日の予想では該当馬なしだった）に該当するバーバラ。前走がタイム差無しの勝利でしかも牝馬限定戦だったので不安に思われる方もいるかもしれないが、着差はクビ差でもゴール前で危ないシーンはなかったし、なによりこの馬はまだ底を見せていないという魅力がある。

　レース間隔を空けてきたのもプラス。前々走も休み明けでプラス24キロという競馬だったが、2着以下をちぎり捨てた。ガサの無い馬でもあり、むしろ休み明け・プラス体重のほうが安心感がある。馬券は◎1着固定と、○▲に逆転されて2着という可能性も見込む3連単で。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【波乱含み】混戦のメンバー。一応の中心には先行差しができるリトルゲルダを指名する。サカジロロイヤルは先行してしぶといタイプで引き続き要注目。バーバラは試金石だが素質発揮なら一発が十分ありそうだ。アグネスウイッシュは展開次第もハマれば首位争いが視野に入りそう。流れ込み狙うバクシンカーリーも押さえたい。オーシャンカレントも能力互角で連下にマークが必要だろう。