夏競馬というと、降級や「勝って同クラス」の馬を中心に4歳馬が注目されるが、実は4歳馬の強さはクラスによって違いがある。勝率・連対率・複勝率・単複回収率のいずれにおいても、準オープン>1000万条件>500万条件で、これはかなりはっきりした傾向だ。
理由はいくつかあるだろうが、オープンの場合そこで勝ち鞍に恵まれなくても相当な力を持った馬はいるわけで、それと準オープン滞留組の間に力量差があるというのがひとつだろう。また、下級条件ほど「なにかの拍子に1着」が発生しやすい(=上位クラスほどまぐれ勝ちがない)ので、そんな馬が降級してももう一度奇跡は起こせないという面があるのだと思う。
ここは4歳馬3頭のうち◎
オリービンから。ハンデはきついが、3走前に同距離の重賞を3着しているのだからこれくらいはやむをえまい。◎からの馬単と、◎○軸の3連複で。