【チョイ荒れ】フィエロは、経験馬相手にデビュー戦を一気差し。兄に英重賞馬、近親にロックオブジブラルタルの名前も連なるディープ産駒(セレクトセール4000万で落札)。脚元がパンとせず、6ヵ月、4ヵ月、再度4ヵ月と、何度も休養を余儀なくされてきたが、その短いキャリアにおいて、[2111]と結果を残してきた。

前走は直線入り口では唸るような手応え。前が開くのをひたすら待ったが、スローの上がり勝負にはよくあることだが、持ったままでゴールというお粗末?(笑)。まともなら、アッサリだったか。一週前の併せ馬では遅れたが、相手はアルキメデス。直前の坂路でも、ビッシリ追えたし、順当に馬体も良化。京都1800mに連対実績もある。マイル仕様のスタミナも保持している。

東京マイルのアプローズS・1分34秒0の、ポップジェムズとの叩き合いが本線。次いでスリーカーニバル、ウィザーズポケット、ラインアンジュ以下が連れて浮上。

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【混戦】ポップジェムズは素質上位で叩き2走目なら首位争いが濃厚。フィエロも前走が好内容で勝機が十分あるだろう。ラインアンジュは追い込み一手もハマれば一発が狙えそう。ウィザーズポケットも展開ひとつで首位争いに加われる。スズカアンベールはひと押し不足も粘り込みに少々警戒。ヴァリアシオンは折り合いがカギだが連下の穴で押さえておく。