【マラソンレースは経験】デスペラードは、全4勝は1800?1900ダート。東海Sを0秒2差の4着あたりを契機に、地力アップも果たしてきたが、八坂特Sを上がり32秒8で直一気。元々、ズブいくらい、折り合いに難のない、スタミナ勝負はドンと来いのタイプだけに、ならばステイヤーズSへ。古豪トウカイトリックにインをすくわれたものの、正攻法の外差しで0秒2差の3着。平坦の京都替り、トウカイと1・5キロ差なら、逆転十分。武豊も動かしどころは心得ている。トウカイ騎乗の内田博は、ステイヤーズSで同馬の脚色や感触を横目で眺めている。京都の3000mといえば、菊花賞のゴールドシップ。この乗り替りは、まったく問題なし。割って入ればマイネルキッツ。ステイヤーズS7着に、まだ物足りなさを感じはするけれど、まだはもう?(笑)。川島が3000mを、どう動かすか。その懸念のぶん、惑星としたが(長丁場は、やっぱり技量)、ツボにハマれば、マカニビスティーの一発。51キロのセイカプレスト、岩田のタニノエポレットも、十分連下圏内。

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【上位拮抗】トウカイトリックは先月のステイヤーズSを制覇。明け11歳でもスタミナは互角以上だ。万葉Sは過去5回出走し【2102】と良績がある。マカニビスティーは昨年の同レースの2着馬。今年も同ハンデの56キロなら上位争い。デスペラードは芝に替わって新味が出た。末脚がしっかりしており、展開ひとつで突き抜けても不思議はない。タニノエポレットは格上挑戦だが、ハンデを生かして食い下がる。エナージバイオ、フォゲッタブル、マイネルキッツを押さえる。