【通過点】ジョヴァンニの初勝利は、3歳9月の阪神1800ダート。未勝利脱出時の時計・1分51秒7も相当速かったが(大差勝ち)、500万緒戦・1分49秒7も、同日の1000万を0秒4超。しかも2着とは7馬身、上がり2Fは11秒8―12秒2(芝なら10秒台に匹敵)。OPまで、ほぼノンストップの器とみた。オーヴァージョイドは、タフな阪神2000ダートを、昇級緒戦でコンマ1秒差。このクラスに目途を立てた。ワイドバッハも、前走現級を2着。ただ、基本はマイラー。こちらは1900m延長が、いくぶん気がかりだ。勝ち切るまではどうかだが、スタミナ勝負ならシルクエステート。アントニオピサも、前走から100m距離短縮で、前残りの目。

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【伏兵注意】ジョヴァンニはダートに替わって2連勝。いずれも後続を引き離しての楽勝だった。ここも通過点だ。ワイドバッハは3走連続でメンバー最速の末脚をマーク。前走で中距離も克服した。タイムズアローは長欠明けを快勝。昇級も形だけだ。スズカウラノスは精神面で成長し、安定感が増してきた。アントニオピサ、オーヴァージョイド、シルクエステートを押さえる。