【連下波乱】近年は高額条件のスプリント戦にもスローが蔓延。アグネスウイッシュの前走・サンライズSも、前半3Fが34秒4と、準OPにしてはスロー。坂上から猛然と追い上げたものの、3着惜敗を喫してしまったが、GIの高松宮記念を、最速の上がりで0秒4差。準OPなら格上主力。時計の掛かるパワー勝負の芝も合っている。対抗にはミッドナイトクロスを抜擢。10月の壬生特別の1分8秒1・上がり33秒9は、数字だけならOP特別と互角。ビキニブロンドは、前回は中山への遠征明け(雪で中止)。体調維持にも苦労しただろうが、レース運びも中途半端だった。この条件で何度も足踏みする馬ではない。突き抜けるまではどうかだが、カラフルデイズは、荒れ馬場はプラス。持ち時計のないバクシンカーリーも、一発があるとしたら今の京都だ。

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【小波乱】アグネスウイッシュは昨年のこのレースの勝ち馬。鋭い末脚を武器に突き抜ける。クラス2走目のビキニブロンドは、叩いた上積みもある。地力上位のカラフルデイズは久々でも軽視禁物。サカジロロイヤルも立ち回りひとつ。シゲルアセロラ、バクシンカーリー、ミッドナイトクロスを押さえる。