【6F短縮で嵐】
ロードストームの前走は、短いスパンでの二度の東京遠征。イレ込みの懸念をこのコラムでも挙げたが、暴走気味に飛ばし14着と失速。ま、兄
ロードカナロアほどの器を望むのは酷というもの。ただ、馬体のラインや新馬・未勝利勝ちのレースっぷりに、素材の在り処は見て取れた。暴れん坊だが、それで摩耗するタイプではない。地元関西圏の6F戦なら、兄同様、距離短縮の方向で
ワンステップアップ。
オールパーパスの前走・
かえで賞も、重馬場で1000m通過が56秒5。Hペースを中途半端に追走し、なし崩しに脚を遣わされたが、良馬場に前進の余地あり。馬体も緩めだった。単穴は
シシャモオージ。馬名が馬名だけに、実力より過小評価されている感じがするが、二戦目の1分13秒0は、あの函館の馬場を考慮すれば、かなりの良質。
ラインスピリットには、当該1200m・1分8秒8という、確たる数字を保有。妙な馬体の増減さえなければ、単勝も少々。