【上位拮抗】別定の準OPに入れば、ダローネガでいい。マイルや重賞戦線では、ワンパンチが不足。番組設定に恵まれないタイプではあるが、1800mは小倉日経OP勝ち、そして小倉大賞典3着。降級の1800mなら、力が違う。逆転があればミルドリーム。3歳春はワールドエースと僅差の接戦を演じていた好素材。同じ4歳馬ダローネガより、まだフレッシュ感がある。カレンミロティックは、1800mに1分44秒台のOPレベルの持ち時計あり。9F適性はアドマイヤフライトより上か。マイネジャンヌも、昨秋9月の野分特別を1分44秒8で快勝している。

　枠順からして△メイショウサミットが逃げるだろうが、同馬は速い流れを演出するというよりは、隙あれば溜める逃げ馬。マイネルグートあたりが絡んでみない限り、外回りコースらしいスロー寄り＋上がり勝負の競馬になりそうだ。

　ここで物差しになるのが▲カレンミロティック。着順は安定しているが、好位で溜める→追い出す→勝ちそうになる→キレ味不足で1-2頭にやられ2-3着……というのが定番。昨秋の2勝はともに1800m戦だが、いずれも2-8ハロン目は一度も12秒台に落ちていない競馬。今回もどこかでラップが落ちれば指定席の可能性は高い。

　その際に勝ち切るのは決め手のある馬。候補の1頭は◎アドマイヤフライト。御堂筋Sで▲を負かしているし、1800mの流れに付いていければ有力だ。もう1頭は○ミルドリーム。シンボリクリスエス産駒だが上がりの競馬を苦にするところがなく、1800mの対応力はこちらが上。馬券は◎○1着候補に、▲は2-3着候補に置く3連単で。

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【小波乱】3戦連続2着のカレンミロティックを中心に推す。ベストの1800mならV最有力だ。アドマイヤフライトは2走前に阪神で現級勝ち。降級で巻き返す。ミルドリームも降級馬で、叩いた上積みが見込める。タニノエポレットの近走は着順ほど負けていない。セイクリッドセブン、ダローネガ、メイショウサミットを押さえる。