【チョイ荒れ】マルカフリートで、ほぼ順当。GIのフェブラリーSこそ6着に終わったものの、エニフSを1分22秒8(良馬場)、前走のコーラルSが1分22秒5。58キロを背負い、上がり35秒4の脚を、きっちりつかえている。二の筆頭は、昨年の天保山の覇者ファリダット。ドバイ遠征明けになるが、コース追いを交え、久々にこの馬らしいパンチの利いた攻めを消化。まだ衰えはない。一角崩しはシセイオウジ。阪神は[0110]、当該コースの安芸Sで、1分22秒5の2着あり。阪神は京都ほどの精度はないが、スリーボストンは、しぶく二の脚を使って栗東S2着。脚抜きのいい馬場は得意。

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【小波乱】マルカフリートは58キロ背負った前走もハナ差2着と勝ちに等しい競馬。ここも決め手を信頼する。スリーボストンは叩き2走目で変わり身を見せた。1ハロンの距離延長がカギになる。シセイオウジも末脚を秘めている。セイカプリコーンはベストの1400mで前進があるか。グリッターウイング、ファリダット、フィールドシャインを押さえる。

　◎シセイオウジは「キングカメハメハ×ブライアンズタイム」。この組み合わせはハタノヴァンクール（川崎記念、ジャパンダートダービー）、グランドシチー（マーチS）、キョウワダッフィー（準OP）といった砂の猛者を出しているニックス。本馬は2代母の父が90年代世界最強スプリンターのデイジュールなのでスピードタイプに出た。当コースでは、昨年の同時期に行われた安芸S（準OP）で2着と好走している。逃げ馬が1着、3番手の馬が3着という前有利の競馬を、4コーナー15番手から上がり34秒9の鬼脚で追い込んだレースぶりは印象的だった。エーシンダックマンやフィールドシャインなどハナっ速い馬がいるので、今回は速い流れのレースとなるはず。シセイオウジの末脚が爆発するだろう。