11R

神戸新聞杯

15:35発走 / 芝2400m (右 外 B) / 天候:晴 / 馬場:良
4回 阪神 7日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牡・牝(指) 馬齢 18頭
本賞金:5200,2100,1300,780,520万円
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 望田潤の予想

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予想印
5プランスペスカ(14人気)
10エピファネイア(1人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

5

1点 1000円

馬連

5

-

10

1点 4000円

ワイド

5

-

10

1点 5000円

望田潤の見解

 ◎プランスペスカの母はブライアンズタイム×ブラッシンググルーム×ヴェイグリーノーブルだから、マヤノトップガンと配合のアウトラインがよく似ている。

 そこにディープインパクトの全兄ブラックタイドが配されて、筆者の好きなバークレア≒オリオールのニアリークロスになり、ウインドインハーヘアブライアンズタイムと女傑ダーリアが出る牝系のスタミナが活きた配合になった。

 一方でヘイロー≒サーアイヴァー≒レッドゴッド3・5×5の影響で、体質は柔らかく脚捌きに無駄がなく、レースぶりに鈍重さが感じられないのがいい。

 菊に出してやりたい上がり馬というだけでなく、ここでも勝負になる馬で、リファール4×5・5でもあるのでなるべく前で受けてもらいたい。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

15

1点 2000円

複勝

15

1点 3800円

馬連

10

-

15

1点 1200円

3連複軸1頭流し

15

相手

3

4

9

14

6通り 各100円

3連複軸2頭流し
軸1

10

軸2

15

相手

3

4

9

14

4通り 各600円

井内利彰の見解

 神戸新聞杯が阪神芝2400mで行われるようになって、7年目。過去6回の優勝馬を含めた、複勝圏内馬18頭の中で「トラック単一調教馬は皆無」というのが、このレースの大きな特徴。長距離戦ではありますが、ペースが上がるのは、3コーナーを過ぎてから。そして直線の坂のある場所での瞬発力勝負ということで、坂路調教は必要不可欠です。

 標準坂路や標準多め坂路も、もちろん悪くありませんが、やはり距離を考慮すると、トラック調教を併用しているのがベスト。それを示すように、標準併用が[2-4-2-7]と複勝率が53%もあります。これに、最終追い切りの併せ馬が先着という調教条件を加えると、更に複勝率は上がります。それだけ前向きさも重要だということでしょう。

 標準併用で最終追い切り併せ先着が、◎マジェスティハーツ。2週前の追い切りの時点で、夏場の成長を感じる走りを見せており、とにかく折り合いに進境があります。前半で無駄な脚を使わなくなった分、後半に切れる脚が使える、そんなイメージ。最終追い切りも前半折り合いをつけて、追走すると、最後の直線は持ったままで、前の2頭を抜き去りました。とにかく状態は最高、○エピファネイアに勝つ可能性が最もある馬だと思います。

 その○エピファネイア。最終追い切りは単走でしたが、実質は併せ馬になるような形。先着しなかったのは、もともとが併せ馬でなかったからということでしょうから、それを気にする必要はありません。個人的には、今回の最終追い切りは速い時計を出し、好走する可能性は高いと思いますが、過去の好走時と比較すると、今回のように速い時計を出したことはありません。もし凡走となれば、オーバーワークという可能性もありますが、やったことがないのであれば、それを心配することもないでしょう。

 ▲サトノノブレス池江泰寿厩舎の勝負調教、△ナリタパイレーツは最終追い切りが終い最速ラップ、△ウインアルザス、△アクションスターはそれぞれ、最終追い切りで坂路の自己ベストを更新するスピード追い切り。

1.カシノピカチュウ
今回:標準少めトラック
前回:標準多め併用

2.ラストインパクト
今回:標準トラック
前回:標準トラック

3.ナリタパイレーツ
今回:標準多め坂路
前回:急仕上げ坂路

4.サトノノブレス
今回:標準多め併用
前回:標準坂路

5.プランスペスカ
今回:標準多め併用
前回:標準少め併用

6.ソロル
今回:標準併用
前回:標準坂路

7.テイエムイナズマ
今回:標準併用
前回:標準多め坂路主体

8.ミヤジタイガ
今回:標準トラック
前回:一杯平均トラック

9.ウインアルザス
今回:一杯平均坂路
前回:標準少めトラック

10.エピファネイア
今回:馬ナリ平均併用
前回:標準多め坂路

11.ヒルノドンカルロ
今回:一杯平均トラック主体
前回:標準トラック

12.ヤマイチパートナー
今回:標準トラック
前回:馬ナリ平均トラック

13.タマモベストプレイ
今回:標準坂路
前回:標準併用

14.アクションスター
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

15.マジェスティハーツ
今回:標準併用
前回:馬ナリ平均坂路

16.トーセンハルカゼ
今回:標準併用
前回:標準併用

17.カッパドキア
今回:一杯平均併用
前回:連闘

18.バッドボーイ
今回:標準多め坂路
前回:標準少め併用

 高橋学の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

10

-

13

1点 4000円

馬連

2

-

10

1点 4000円

馬連

10

-

11

1点 2000円

高橋学の見解

GIIIに格付けされたS59年以降(S62年にGII昇格)の29年間から、■消える馬(連対圏外の馬)をチェックしてみよう。

アクションスター…前3走とも着順掲示板外の6着以下は[0-0-0-14]。

ウインアルザス…前走8月以降の非重賞戦で6着以下は[0-0-0-17]。

カシノピカチュウ…前走GI戦3着内好走を除く1勝馬は[0-0-0-20]。

カッパドキア…前3走内に非重賞戦で10着以下の大敗がある馬は[0-0-0-25]。

サトノノブレス…前走8月以降の条件戦で敗退、もしくはVも1馬身未満辛勝で、斤量が2キロ以上増加馬は[0-0-2-38]。

ソロル…前走JRA重賞以外のダート戦使用は[0-0-2-22]。

テイエムイナズマ…前2走とも1800m以上戦で6着以下だった馬のうち、2000m以上で連対歴がない馬は[0-0-0-10]。
また、前4走とも1600m以上の芝で連対外かつ0秒4以上敗退は[0-0-1-9]で、H3年イイデセゾン(ダービー3着)・H5年ツジユートピアンが3人気支持も連対に至らず。

トーセンハルカゼ…2カ月以上の休養馬を除き、前3走とも条件以下戦を使用し、前走敗退馬は[0-0-2-30]。

ナリタパイレーツ…5カ月以上休養馬は[0-0-1-18]。

バッドボーイ…10戦以上2勝以下馬で、前走条件戦54キロ以下で敗退、もしくはVも1馬身未満辛勝は[0-0-1-15]。

プランスペスカ…前2走とも平場条件戦使用馬、または2走前に未勝利戦使用馬は[0-0-1-25]。

マジェスティハーツ…前2走ともOP・重賞戦以外で斤量54キロ以下は、前2走内に2000m以上の1000万クラス以上戦で1馬身以上の快勝がある馬を除き[0-0-5-35]。

ミヤジタイガ…前走1800m以上の芝良・稍重の重賞戦で2秒以上、または非重賞戦で1秒以上の惨敗馬は、1800m(1700m含む)以上の芝重賞戦で連対歴が2回以上あった馬を除き[0-0-1-23]。

ヤマイチパートナー…前3走とも2000m以上の非重賞戦を使用し、その中に1000万クラス以上戦で1馬身以上の快勝がない馬は[0-0-0-30]。

□順当に重賞好走馬◎
前走良・稍重のダービー3着内(1秒差以上敗退馬を除く)好走、または前走6月以降の芝良・稍重のGII戦連対、GIII戦1着好走馬のうち、

(1)芝3勝以上
(2)連対率5割以上
(3)キャリア10戦未満

以上の3項目すべてを満たしていた馬は[7-4-2-0]。
今回は、前走ダービー3着、6戦3勝、連対率.833のエピファネイアが該当する。

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

10

-

18

1点 1500円

馬連

4

-

7

1点 1500円

馬連

4

-

18

1点 1000円

馬連流し

10

相手

4

7

2通り 各2000円

馬連流し

10

相手

2

11

2通り 各1000円

古澤秀和の見解

【パドック速報対象レース】
当レースはパドック速報対象レースです。レース発走20分前に最終結論(印・買い目・見解)を公開します。パドックの気配で前予想と最終結論が変わる可能性がありますので、予めご了承ください。

4番:きっちり仕上がる。距離も向く。
7番:好馬体。上位争い可能。
10番:休み明けも仕上がる。
18番:デキ良く侮れない。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

丹下日出夫の見解

【自信満々】エピファネイアで断然。皐月賞・ダービーともに、直線中ほどは一旦先頭。あと一歩のところで、GI制覇がスルリとこぼれ落ちてしまったが、皐月賞・1分58秒1という時計で、能力の在り処、3歳世代屈指の才能は明らかだ。三冠最後の菊花賞のためには、当然折り合いがカギになるが、福永がつきっきり。リングバミや舌をくくる効果もあるだろうが、たとえ多少のロスが生じたとしても、このメンバーなら、2400mなら、十分しのぎ切れる。当面の目標はヒルノドンカルロ。函館の2600m戦を2・1着で臨む、単なる上がり馬ではなく、5月のメルボルンTは2分25秒2。一見数字は平凡だが、同週の古馬準OP・烏丸Sと0秒2差。ある程度の時計の下地はできている。同型のウインアルザスとの先手争いがやっかいだが、藤田がひと睨み?(笑)。単穴はテイエムイナズマ。破天荒さを結果に結びつけることができるか否か。まだ未知数な部分が多いとはいえ、皐月賞、ダービーの末脚に秋の飛躍の予感。ラストインパクトは、青葉賞が3着。近親にナリタブライアンの名も連なるステイヤー。シンガポールTCで3勝目を挙げ、期待通りの成長曲線を描き、いざ神戸新聞杯へ。タマモベストプレイは、2400mのダービーも、残り1Fまで上位争い。血統のイメージよりも、距離に融通が利く春の実力馬だ。大穴はトーセンハルカゼ

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
ワイド

3

-

10

1点 3000円

ワイド

1

-

10

1点 2500円

3連複フォーメーション
1着

10

2着

1

3

相手

1

2

3

7

13

18

9通り 各500円

須田鷹雄の見解

 エピファネイアは来るだろうが、他に買いたい馬が不足している……というのが多くのファンの本音ではないだろうか。14時時点の前売りだとディープインパクト産駒の前走1000万条件組2頭が2,3番人気になっているが、前走1000万条件組は過去10年(0.0.2.26)、勝ってきた馬限定でも(0.0.2.11)。今年は前走オープン組が手薄だが、それでも買うのは2頭のうち1頭にしたいところ。前走と青葉賞の着順から△ラストインパクトを残してサトノノブレスを切った。

 ダービー掲示板組はこのレースで崩れにくいので素直に◎エピファネイアとし、問題は○▲。本当ならば「ダービー以外の前走重賞組」が面白いのだが、今年は該当2頭がともに人気薄。それでもデータを押し通そうということで、○ナリタパイレーツ、▲カシノピカチュウとした。それぞれ不安材料は多いが、1000万条件組と同水準かそれ以下の人気ならば試してみる価値はある。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

7

10

13

14

12通り 各400円

3連単BOX

7

10

13

14

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

2

4

13

15

18

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

4

相手

1

2

13

15

18

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

15

相手

1

2

4

13

18

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【相手探し】エピファネイア皐月賞、ダービーともに0秒1差の2着。潜在能力の高さは疑う余地がない。折り合いに課題があるだけに、最大の敵は自分自身か。サトノノブレスは実績面で一歩劣るが、秘めた能力は重賞でも通用する。マジェスティハーツは2連勝と波に乗っている。折り合えれば初の2400mでも。ラストインパクトは末脚堅実で崩れない。カシノピカチュウタマモベストプレイバッドボーイを押さえる。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流し
1着

10

相手

2

4

13

14

15

5通り 各800円

3連単フォーメーション
1着

10

2着

2

4

13

14

15

相手

2

4

13

14

15

20通り 各300円

栗山求の見解

 ◎エピファネイアは「シンボリクリスエス×スペシャルウィーク」という組み合わせで、母シーザリオは現役時代にオークス(G1)、アメリカンオークス(G1)を制した名牝。レースでは行きたがるところを見せながら、それでも皐月賞(G1)とダービー(G1)ではいずれも2着と崩れなかった。大きなマイナス材料を抱えながら世代トップを争う成績を残しているのは偉大な母から受け継いだ傑出した素質のなせる業であり、フランスでニエル賞(G2)を勝ったキズナとは同格といってもいい。そのキズナ皐月賞ロゴタイプなど、春シーズンに覇を競ったライバルたちが菊花賞戦線からほとんど消えてしまったので、ここはかなり軽いメンバー構成となった。レースに行って多少掛かったところで負けるような相手ではない。順当に秋初戦をモノにするだろう。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

 菊花賞に向けた最重要トライアル。ほとんどの有力馬がここをステップに本番に向かいます。前週のセントライト記念とは打って変わって、豪華なメンバーが集まります。ここを負けても本番で変わり身を見せる馬もいるので、各馬のレースぶりを注意深く見守る必要があります。

 ダービーと同じ距離で行われますから、春の序列が大きく覆ることはありません。実力馬が力量を存分に発揮しやすいレースだと言えるでしょう。ただし、今年の場合、ダービーが1着から15着まで0.9秒差という小差の決着でしたから、着順は必ずしも絶対的な序列とは言えません。また、掲示板に乗ったのも2着のエピファネイア一頭だけなので、例年ほどダービー組の層が厚くない、という可能性も充分考えられます。

 エピファネイア皐月賞、ダービーと連続して2着。とくにダービーは道中で躓く場面がありながら、直線ではいったんは完全に抜け出す強い内容でした。このメンバーでは力量上位は歴然としていますし、一時期の折り合い難も解消に向かっています。前哨戦ですが、ここで負けているわけにはいきません。

 ラストインパクト青葉賞でスローにはまって3着に敗れ、惜しくもダービーへの出走を逃しましたが、能力は世代のトップクラスに入っても見劣りしません。早めに始動して、小倉で1000万特別を勝っての臨戦になります。距離が延びるのは大歓迎という馬ですし、使われている強みもあります。

 サトノノブレスはいちょうS2着、青葉賞4着など、詰めの甘さに泣いて春はクラシック出走が叶いませんでしたが、戦ってきている相手を考えれば、重賞でも名前負けはしません。前走は1000万特別を敗れていますが、実力馬クランモンタナと叩き合ってのものですから、ここに向けていいトレーニングができたと言えるでしょう。

 ヒルノドンカルロは函館で芝2600m戦を2勝して、一躍菊花賞の穴馬に数えられる存在になりましたが、今回は直線の坂が課題になります。アクションスターは雪で順延になった1月の京成杯を2着。強行軍の影響があって春はリズムを崩しましたが、じっくりリフレッシュしてここに向けて万全の仕上がりを見せています。気性が常識に適ってきたテイエムイナズマ、器用さがあって相手なりに走るタマモベストプレイも差はわずかです。

※水曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

厳選予想 ウマい馬券