少頭数になることが多い準オープンの中距離戦だが、ここは16頭のフルゲート。メンバーを見渡しても、中身の濃いレースになった。
かなり悩んだが、本命は
サムソンズプライド。3歳時にダービー
トライアルの
プリンシパルSを勝利。そのため降級では2階級下がったパターン。その
稲村ヶ崎特別は結果ハナ差も、強さを見せつける勝ち方だった。その時が不良馬場で自身のマークした上がりが38秒0。決して切れ味があるタイプではなく、札幌の馬場は適性がある公算大。前走の
ジューンSは控える形でも、大きくは崩れず0秒6差。札幌へのコース替わり、ハンデ戦なら狙い目が立つ。
相手本線は
シャドウパーティー。デビューから14戦して3着以内が9回。近2走は人気を裏切る形になっているが、少し間隔をあけ立て直してきた今回は再度警戒。
ホーカーテンペストの五稜郭Sは展開不向き。開幕週の馬場状態とはいえ、これだけ快速型が揃えばハイペースは必至。単穴評価とした。