【時計上位】
シンフォニアは、軽く気合を付けた程度で、後続を0秒7差とチギる楽勝。初陣・1分10秒2という走破タイムも、洋芝としては質が高いが、ラスト2Fのレースラップは11秒2―11秒7(3Fは34秒5)。よほど変な馬体の増減でもない限り、競り負けを許さない軽快さを備えている。
逆転があれば
タマモクラリティー。全体時計は1分11秒2と、前者に1秒遅れも、上がりは34秒6と末脚確か。
ヤマカツエースは、二戦目に前半3F・35秒2―後半3F・35秒6で、1分10秒8とガラリ一変。惑星は、思い切った距離短縮を試みてきた
ペイシャオブロー。目立たないが二走前の1分52秒1は、まずまずのHレベル。強敵相手の
コスモス賞で二番手追走のキャリアを、「差し」に転じることで一発長打。
テイエムダンシングは、二戦目で1分10秒9に前進。ある程度の上積みはあるだろうが、
イズモの1分12秒0(上がりは35秒6)という新馬は、数字的に少し説得力に乏しいか。