開幕週の特別戦。ここを目標にきた素質馬が多く、なんと現級勝ちの実績を持つ馬が8頭。かなりレベルの高い一戦となった。ここで負けても、このレースを使ったメンバーは覚えておいた方が良さそう。のちに馬券対象になる可能性が非常に高い。
なかでも注目は
サチノリーダース。昇級初戦の前走で早くも1000万クラスにメド。当日の馬場状態を考慮しても、走破タイムは優秀。中身の濃い2着だった。さらに今回は降級。北海道では初めての競馬になるが、
父ザールの血統背景から、洋芝にも適性があるとみていいはず。負けられない一戦だろう。
相手本線は
アドマイヤサブリナ。前走は1番人気を裏切る形となってしまったが、内が有利な馬場状態。勝った
アルベルトバローズも最内枠でハナを切る形だった。外目の枠で終始外を回らされる展開だっただけに、これは仕方なし。それでも大きく崩れないあたりが底力。こちらも、これで降級なのだから、まず評価を落とすことはできない。