【函館は[2201]】リメインサイレントは、準OPのパールSを1分45秒2で3着した降級馬。1000万クラスでの勝ち負けはだいたい見えていたが、前走の洞爺湖特別2着で、函館は[2201]。戦績が示す通り、若干時計のかかる洋芝こそが走り時。中間の攻め馬も十分負荷を課してきた。

兄コディーノと比べると、さすがに酷だが、トレクァルティスタは、ひとマクりの前走に、昇級でももう一丁の手応え。洞爺湖3着のライズトゥフェイム、同4着のバロンドゥフォールは、前走でリメイン逆転の呼吸を計れたか。

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【上位拮抗】リメインサイレントは前走がハナ差惜敗で今回も引き続き好勝負。ライズトゥフェイムは力量上位で叩いた効果にも期待ができる。ジャイアントリープは前がもつれれば差し脚がいかせそう。バロンドゥフォールも力量互角で上位食い込みが考えられる。メイショウテッサイは昇級戦だがコース相性を評価して押さえにマーク。素質秘めるトレクァルティスタも連下に少々。

かもめ島特別の上位2頭はいずれも前に居た馬。昇級初戦で0秒4差。コスモスターターは及第点を与えられる内容だろう。10キロ増の馬体重が示すように、少し体に余裕があったようにも映った。今回は距離が1ハロン延びるが、2000メートルでも勝ち鞍があるように問題無し。クラス慣れも見込めば、今回は牡馬と混ざり混合になっても狙える。

相手本線はトレクァルティスタ。奥尻特別は1000メートル通過が62秒2と、遅めの流れを差し切り勝ち。展開不向きで小回りの函館コース、4角7番手から2馬身差の内容は優秀の一語。まず昇級の壁は無いはず。

ジャイアントリープは4走前に現級勝ち。前走の花のみち特別は4着だが、メンバー中最速の上がりをマークし差を詰めた。レースぶりは上々。単穴の3番手評価とした。