【勝ち負けのシグナル】シグナルプロシードは、二走前に現級勝ち。脚抜きのいい重馬場とはいえ、東京マイルを1分35-36秒0で2着2回。潜在的ポテンシャルは、もうひとクラス上でいい。阪神・京都の1400ダートでも2勝。ローカル1700ダート仕様の右回り適性も示している。栗東からの輸送後も無事、函館の現地でいっぱい追いができた。

二の筆頭は渡島特別・1分44秒6の、連闘ダイリュウキセキ。檜山3着のスターライラックは、52キロから55キロ増がどう出るか。

降級のハードロッカー。距離は微妙だがオペラハットの勢い。ケイティーズハートも函館は、通算〔2111〕という良績を残している。

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【順当】ダイリュウキセキは前走惜敗もスピード上位で押し切り十分。メイショウオオカゼは差し脚堅実で今回も首位争いが可能とみる。オペラハットは展開次第も連勝中の勢いに注目。シグナルプロシードは現級実績上位で前走後の変わり身にも期待ができる。ケイティーズハートは先手主張なら残り目がありそう。まくり脚があるタプロームを連下の穴で挙げておく。

この舞台で逃げ切りVの実績があるケイティーズハートを始め、できれば前で競馬をしたい馬がズラリ。ハイペースとみていいだろう。実力比較を予想の基本としているが、このレースに限っては、展開というファクターを最重視した。

本命はオペラハット。昇級初戦となった前走も、2着に1秒2差。圧巻の内容だった。当然、1000万クラスでも通用の下地があり、今回は少し短い1700メートル戦だが、後方待機組有利の流れ。3連勝も十分に可能だ。

マイネルバウンスは実績から小回り1700メートルでこその馬。近走の内容は今ひとつだが、ここはガラリ一変がある。対抗評価とした。

単穴はシグナルプロシード。大型馬だけに、小回りがどうかの不安はあるが、2走前が完勝の現級V。力は最上位だ。