【福島は庭】レッドレイヴンが、柴田善を伴って福島に参戦。AJCCは、まさかの20キロ増。前回の中日新聞杯は、1コーナー付近でゴチャつき、終始他馬に囲まれるストレス。消化不良の6着に終わったものの、2歳秋の東京スポーツ杯を、レコード決着の2着した大器。柴田善にとっては、福島は庭のようなもの。OP特別なら、強気に攻めても落とせる。

当面の目標はミエノワンダー。3歳春はプリンシパルS2着した好素材。中山の2000m・2分0秒6、東京2000m・2分0秒0の時計も、もうOP。開幕週の良馬場を狙っての、三浦指名の遠征とみた。

単穴は福島記念3着、57キロを背負って有馬記念4着のラブイズブーシェ。アロマカフェも、白富士S2着だけ走れば巻き返し。

ちょっと難しい馬になってしまったが、ケイアイチョウサンはラジオNIKKEI賞の勝ち馬。サムソンズプライドは、プリンシパルSでミエノワンダーを下した意地がある。

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【混戦】レッドレイヴンはひと押しが課題も実力的に中心視が妥当。ラブイズブーシェも詰めひと息だが展開ひとつで好勝負が可能だ。ケイアイチョウサンは差し脚堅実で上位食い込みが十分可能。ペプチドアマゾンは長休明けだが素質を評価して連下の筆頭に指名する。叩き2走目のシゲルササグリにも要警戒。セイルラージは初距離だが立ち回りひとつで上位まで。

中日新聞杯は最初のコーナーにさしかかる前に、手綱を引く大きな不利。前目の位置から渋太さを発揮するタイプだけに致命的だった。2・3走前のレース内容から、7歳馬とはいえまだまだ元気。そして今回はなにより、3歳時にラジオNIKKEI賞を勝った福島コース。アロマカフェを中心視。

レッドレイヴンの前走は、スムーズさを欠いたことがひびいた印象。2走前ヴェルデグリーンに0秒1差。見直しが必要とみて相手本線。

素質断然、ペプチドアマゾンの取捨がポイントだが、今回はあくまで約11ヶ月ぶりの実戦。押えまでの評価として、今後のために様子をみたい。