11R

福島牝馬S

15:25発走 / 芝1800m (右 B) / 天候:晴 / 馬場:良
1回 福島 5日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際) 牝(指) 別定 16頭
本賞金:3700,1500,930,560,370万円
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 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

7

1点 3700円

3連複軸1頭流し

7

相手

1

2

4

6

10

11

16

21通り 各300円

井内利彰の見解

 福島牝馬Sは、2012年、2013年と◎が1着。どちらもオールザットジャズが優勝していますが、その調教タイプが乗込併用。牝馬限定重賞ではありますが、ペースが速くなり、運動量が必要になるレース。よって、追い切り本数の多い併用系統に調教適性が高いレースになるのでしょう。

 今年の出走馬に乗込併用はなし。しかし、乗込併用と同系統の調教タイプである、標準多め併用はキャトルフィーユ。しかも、オールザットジャズと同じ角居勝彦厩舎。なおかつ、厩舎の勝負調教に該当しています。近2走はハンデ戦だったので、斤量の恩恵がありましたが、今回は54キロ。これを克服する必要はありますが、追い切りの動きを見ていれば、それ以上に、5歳になっての充実度を感じます。

1.ウインプリメーラ
今回:標準坂路
前回:標準少め坂路主体

2.アロマティコ
今回:標準坂路
前回:標準坂路

3.クラウンロゼ
今回:標準トラック
前回:標準トラック

4.レイカーラ
今回:標準併用
前回:標準併用

5.セキショウ
今回:軽目トラック
前回:標準トラック

6.ケイアイエレガント
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

7.キャトルフィーユ
今回:標準多め併用
前回:標準多め併用

8.トーセンベニザクラ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:馬ナリ平均トラック

9.ミヤコマンハッタン
今回:標準坂路主体
前回:標準坂路

10.トーセンアルニカ
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

11.フロアクラフト
今回:標準坂路
前回:標準少め坂路

12.サトノジュピター
今回:標準併用
前回:標準少めトラック主体

13.アグネスワルツ
今回:標準多め坂路主体
前回:標準多め併用

14.フィロパトール
今回:馬ナリ平均トラック
前回:馬ナリ平均トラック

15.ミッドサマーフェア
今回:馬ナリ平均坂路主体
前回:標準坂路主体

16.サンシャイン
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

2

7

8

10

12

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

2

相手

7

8

10

12

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

15

相手

2

7

8

10

12

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【成長力ある重賞血統】福島最終週は仮柵を設置したBコース。過去の結果を振り返ると、1分46秒台の時計勝負・瞬発力勝負が大勢だ。

中心はレイカーラターコイズSでOPの壁を突破。次走の東京新聞杯は、アクセルの踏み出しが一歩遅れてしまい、馬群を捌くのに手間取った、ラスト100m地点で一瞬伸びかかる素振り。牡馬相手の、東京マイルのGIIIで、54キロを背負い0秒3差なら価値ある6着。全兄のダノンシャークの軌跡もそうだったが、デビュー時420キロだった馬体も前回が448キロ。1800mは3勝、新潟の1800m(弥彦特別)で32秒9の脚を使えるのなら、フラットコースの福島1800mにも新味を期待していい。

中山牝馬S組が相手。ただ、ハンデ戦から別定へ。粘り気の多いパワー勝負の中山の芝から福島へ舞台が替わると、着順も一変の可能性が高い。同レース組の最上位はアロマティコ。前走は馬群がゴチャつき、止むを得ず狭い内に突っ込むしかなかったし、急坂の中山は末も鈍るが、昨年の福島牝馬は、1分46秒5・0秒1差。本当によくなるのは、もう少し暑くなる次走あたりだろうが、フラットコースの時計勝負なら、中山牝馬Sとは風景がかわる。

ミッドサマーフェアは、昨年8着。しかし前年は、身体を戻し戻しの休み明け。ターコーズS-京都牝馬S-東風Sと、馬体減りなく結果を残している今年とは扱いが違う。

惑星はサトノジュピター。間に1年3か月もの長期休養明を挟み、OP再昇級となるが、3歳春のスイートピーSでは、上がり33秒9の脚を駆使して3着入線した好素材。トップギアに入るまでワンアクションがあるが、中山の急坂をうなるようにして坂上一気。53キロ、戸崎なら大仕事がある。

54キロと時計勝負が課題になるが、愛知杯中山牝馬S連続2着のキャトルフィーユも好調キープ。

エリザベス女王杯4着のトーセンアルニカも、乱戦の差し比べになれば出番あり。

トーセンベニザクラは、たぶん江田が、今度は積極策を考えている。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

7

10

12

12通り 各400円

3連単BOX

2

7

10

12

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

6

7

10

12

15

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

6

相手

7

10

12

15

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

7

相手

6

10

12

15

24通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【伏兵注意】混戦だが、叩き3走目の上積みが見込めるアロマティコを主軸に指名。ケイアイエレガントは目下の勢いが魅力で再度の好勝負に期待する。キャトルフィーユも力量互角で流れに乗れれば勝機あり。サトノジュピターは格上挑戦だが力量通用とみて連下に押さえる。ミッドサマーフェアも地力発揮なら食い込み可能。トーセンアルニカは重賞のメンバーが相手でも互角以上の力がある。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

4

6

7

10

12

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

2

相手

4

6

7

10

12

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎アロマティコは「キングカメハメハ×サンデーサイレンス」という組み合わせ。母は不出走馬で、その4分の3同血にサンバレンティン(七夕賞福島記念)とインティライミ(京都大賞典京都新聞杯、朝日チャレンジC)の兄弟がいる。「キンカメ×サンデー×ノーザンテースト」は、牡馬はパワー型または芝中長距離型に、牝馬は芝向きに出る傾向がある。

 芝向きといっても、広いコースでのびのびと瞬発力を活かすタイプではなく、どちらかといえば小回りコースがベター。アロマティコ自身、過去5勝のうち4勝は小回りコースまたは内回りコースで挙げたものだった。後ろから行く馬だけに展開に左右される傾向があり、ここ2戦は5着、4着と馬券圏内に届いていない。しかし、今回はこの馬向きのハイペースが期待できるメンバー構成。4着だった昨年以上の結果が期待できる。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

 ローカルの牝馬重賞ではありますが、ヴィクトリアマイルへの間隔が中3週とステップレースとして理想的です。去年もマイネイザベルがここを叩いて本番でも3着しているように、毎年それなりのレベルのメンバーが集まって、G1に向けて見逃せない一戦になります。

 レイカーラはデビューが遅くクラシックには乗り遅れましたが、成長に合わせてじっくりと使われて着実に力をつけてきました。前走の東京新聞杯は6着でしたが、メンバーが揃っていた一戦でしたから、この馬の実力の高さをあらためて実証する結果でした。小回り向きの器用さもあり、初コースでも不安はありません。

 キャトルフィーユ愛知杯中山牝馬Sと牝馬重賞で連続して2着。この路線上位の実力馬です。好位で立ち回れる器用さもありますから、ここも上位争いは必至でしょう。今回は目の上のたんこぶフーラブライドが不在ですから、重賞初制覇に向けた大チャンスとなります。

 アロマティコはエンジンの掛かりが遅くなかなか勝ち切れない現状ですが、エリザベス女王杯で3着がありますから、今回のメンバーで能力的に劣るわけではありません。追い込み脚質ですが小回りコース自体には問題がなく、ここも展開次第ということになりそうです。

 アグネスワルツは間隔が開いていた中山牝馬Sをひと叩きしたことで、体調アップが期待できます。本来の先行策をとれれば。ウインプリメーラ六甲Sを大敗しましたが、元来叩き良化型ですし、距離が延びるのも悪くないでしょう。トーセンベニザクラ中山牝馬Sでは後手に回って持ち味を生かせませんでした。小回り向きの器用さはあるので流れに乗れれば。

 ミッドサマーフェアは復調に手間取っていますが、かつてはオークスで1番人気に支持されたほどの実力馬です。去年のこのレースは久々もあり8着に敗れましたが、今年は順調に使われていますし、54キロで出走できるのもプラス材料です。復活に向けてようやく態勢が整いつつあります。

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 川島康孝の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

2

4

6

7

15

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

7

相手

2

4

6

15

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

2

相手

4

6

7

15

24通り 各100円

川島康孝の見解

トーセンアルニカの前走は54キロだが、2500メートル戦で4歳牝馬のこの時季なら、事実上のトップハンデというものだった。そこでも大崩れすることなく3着。やはり昨年のエリザベス女王杯で4着という実績はダテではなかった。さらに振り返れば、昨年9月の紫苑S。直線で前が壁になり仕掛けが遅れての4着。たらればになってしまうがスムーズなら間違いなく秋華賞の優先出走権をGETできていた。

重賞とはいえ牝馬限定のGIII。ミヤコマンハッタンセキショウフィロパトールなど前で競馬をしたい馬がズラリ。ハイペースは必至の様相だけに、流れも向く。東京で3勝を挙げているが、本質的には切れ味に欠けるタイプ。

福島コースにも適性がある。相手上位には、前走中山牝馬S好走組を素直に信頼。押えには展開利が見込めるレイカーラミッドサマーフェアをマークしたい。

厳選予想 ウマい馬券