【勝ちに来た】バーバラの体調が、やっと安定してきた。昨年夏、待望のオープン入りを果たし、北九州記念・1分6秒9の3着に入るなど、一時はGIIIも見えた好素材。体調ひと息に見えた7月のバーデンバーデンCも2着に力走。今は坂路でキチンとした時計も出ている。時計の速い馬場でこそ、持ち味も生きる。

北海道シリーズはサッパリだったが、この組み合わせならハノハノ。プリンセスメモリーも、福島1200mは使える脚とコース形態がドンピシャ。メイショウスザンナは、今夏のテレビユー福島・1分7秒8を大事に遠征。先陣争いが激化しそうなメンバー構成だけに、スギノエンデバーにも一角崩しのチャンス。

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【波乱必至】かなりの混戦なら差し脚が切れるスギノエンデバーに期待。バーバラも力量互角で斤量的にも有利とみる。メイショウスザンナは前走不発もタイプ的に一発の可能性がありそう。アンゲネームは条件微妙も展開が向くとみて連下の筆頭に指名する。サンディエゴシチーは仕上がり良好で上位食い込みが狙えそう。しぶとさがあるフクノドリームを連下の穴で挙げておく。

2走前にこの舞台で準オープン勝ち。メイショウスザンナを中心視。前走は昇級初戦で重賞。前が有利な展開でもあり仕方の無い結果だろう。中間の調整過程から、いかにもここを標準にしてきた感。53kgのハンデも有利に映る。

スギノエンデバーの前走も展開に泣かされたクチ。終い3ハロン33秒2の足を繰り出し届かないのなら仕方がない。一気に相手が下がるここなら、突き抜けても不思議はない。

単穴はルチャドルアスール。この馬はいかに自分のリズムで走れるかがカギになるタイプ。同型にアンバルブライベンはいるが、スッとハナさえ切ってしまえば残り目も十分。54kgのハンデ、小回りコースの開幕週という条件もあと押し。

押えには実績上位、インプレスウィナー、ハノハノ、フクノドリームの3頭をあげたい。

穴馬の本命:◎フクノドリームは3走前に今回と同じ福島芝1200mで5着に敗れたが、荒れた芝に加えて、稍重馬場、しかも先行馬にとっては厳しいペースとなっただけに、むしろそこで番手から5着に粘った競馬は高く評価できる。実際にそのレースを勝ったのは道中でふたケタ番手にいたマヤノリュウジンということからも、同馬の善戦ぶりがわかるはずだ。前走も差し馬が勝つ流れで展開不向き、さらに輸送による馬体減りの影響もあっただろうが、今回は調教からも復調が伺える。人気の本命◎アンバルブライベンを前に見ながら、軽量馬の番手マークが炸裂するレースだ。

人気馬の本命:◎アンバルブライベンのスタート、二の脚の速さは、まず他馬に負けることがない。ダッシュ自慢が揃うアイビスSDでも簡単にハナを切っていたことからも明らかだ。この持ち味はローカル小回りのスプリント線、しかも開幕週となれば大きなアドバンテージとなる。今回は逃げ・先行馬がそろうメンバー構成となったが、52キロという軽量でもあり、◎アンバルブライベンがラクに先手を取れるだろう。となれば、前が止まらない開幕週の福島芝コース。定石通りの前残り狙いでOKだ。

※印・買い目上は人気馬の本命◎を○として表記しております。ご了承ください。

短距離向きの差し馬で小回りは最適の15バーバラを狙い撃つ!3走前に同条件で好走しているように福島はピッタリ。また同斤の53キロで臨めるのは魅力で末脚が炸裂する。対抗は快速馬8アンバルブライベン。52キロで単騎逃げなら差はないか。展開に注文はつくが14ハノハノが3番手。