11R

秋華賞

15:40発走 / 芝2000m (右 A) / 天候:晴 / 馬場:良
4回 京都 5日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牝(指) 馬齢 18頭
本賞金:8900,3600,2200,1300,890万円
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 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

4

相手

6

8

2通り 各3000円

馬連流し

4

相手

3

5

16

17

4通り 各1000円

望田潤の見解

 マイネグレヴィル陣営が「緩めず逃げて持続力勝負に持ち込みたい」と言っているし、スローはないとすれば最後は地力や格がモノを言う可能性も高く、それはヌーヴォレコルトにとってもレッドリヴェールにとっても歓迎といえるだろう。

 ヌーヴォレコルトローズSは開幕週の馬場を意識しての先制、直線抜け出してからも後続を寄せつけず、ゴールインするときの脚色はこの馬が一番良かったほどで、ひと夏越してますますハイペリオン的な脚質に完成してきたなあという印象を受けた。

 ハーツクライ産駒が成長し完成するということは、体質や脚質がますますハイペリオン的になっていくということでもあり、だから前哨戦を先行押し切りで勝った意味は大きく、ダイワスカーレットのような横綱相撲でドンと受けて立つだろう。

 他では平坦京都で斬れや瞬発力を増しそうなショウナンパンドラマーブルカテドラル、内回り向きの機動力あるバウンスシャッセオメガハートロックリラヴァティ、このあたりを拾ってみる。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

1

-

4

1点 2100円

馬連

4

-

8

1点 1500円

3連単フォーメーション
1着

4

2着

1

8

相手

1

2

3

6

8

11

12

14

18

16通り 各100円
3連単フォーメーション
1着

4

2着

1

2

4

8

12

14

18

相手

1

2

3

4

6

8

11

12

14

18

48通り 各100円

井内利彰の見解

 近10年の秋華賞において、美浦所属馬が優勝したのは2頭(ブラックエンブレムアパパネ)。確率的には、栗東所属馬を狙うべきなのでしょうが、◎ヌーヴォレコルトローズSで見せたパフォーマンス、そして、前記2頭の美浦所属馬と同じ「ローズS後から栗東に滞在している」という調整方法を考慮すれば、当然のように結果を出してくれるだろうと思って、本命を打ちました。

 栗東に滞在している美浦所属馬という意味では、△バウンスシャッセ、△ペイシャフェリスも同様ですが、レース前週に栗東へ移動するというよりも「ローズSを使って、美浦に帰ることなく、栗東で調整する」という流れが重要だと思います。ヌーヴォレコルトも栗東へ入厩した当初は環境の変化に戸惑ったようですが、1週前追い切りの時点では心配皆無の状態。だからこそ、2週続けて併せ馬を行えたのでしょう。

 牝馬の場合、強い攻めがオーバーワークになることもありますが、それを考えていては、栗東滞在の意味はありません。馬体重は増えていないかも知れませんが、これだけの追い切りを消化すれば当然のこと。極端に大きく減らさなければ、特に問題ないだろうというのが、私の当日状態予想です。

 ○ブランネージュは休み明けのローズSテンションの高い追い切り、道中で頭を上げるような素振りを見せていたので、評価していませんでした。ところが、実際は健闘して4着。休み明けでも追い切り本数の多い仕上げが、中身をつくっていたのでしょう。今回は力みの抜けた追い切りで、動きは前走とは雲泥の差。相手筆頭はこの馬でしょう。

 ☆レッドリヴェールは前走がかなり物足りないレース内容。その理由として、最終追い切りが坂路で加速ラップを踏めなかったことにあると考えていただけに、今回の追い切り内容なら巻き返す可能性は十分にあるでしょう。

 松田博資厩舎の4頭にはすべて△を打ちました。中間に坂路を挟んで、最終追い切りはCW。これは秋華賞に適性の高い調教です。過去8走して掲示板を外していない△ショウナンパンドラは追い切り本数が多いので、これまで通り、捲るレース内容で一発の可能性を秘めています。

1.ブランネージュ
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

2.レーヴデトワール
今回:標準多め併用
前回:標準少めトラック

3.バウンスシャッセ
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路主体

4.ヌーヴォレコルト
今回:標準多めトラック主体
前回:標準併用

5.マーブルカテドラル
今回:標準トラック
前回:標準少めトラック

6.ショウナンパンドラ
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

7.ディルガ
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

8.レッドリヴェール
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

9.アドマイヤビジン
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

10.マイネグレヴィル
今回:標準トラック
前回:標準少めトラック

11.ペイシャフェリス
今回:標準多め併用
前回:標準トラック

12.タガノエトワール
今回:標準多め併用
前回:標準多め併用

13.パシフィックギャル
今回:標準併用
前回:標準少め坂路

14.サングレアル
今回:標準多め併用
前回:標準トラック

15.ハピネスダンサー
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路主体

16.オメガハートロック
今回:標準併用
前回:標準併用

17.リラヴァティ
今回:急仕上げ坂路
前回:急仕上げ坂路

18.セウアズール
今回:標準多め併用
前回:標準併用

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

1

-

17

1点 500円

馬連

17

-

18

1点 400円

馬連流し

17

相手

4

5

8

10

4通り 各1000円

3連複軸1頭流し

17

相手

1

4

5

8

10

18

15通り 各100円

3連単1着流しマルチ
1着

17

相手

4

5

8

10

36通り 各100円

山崎エリカの見解

 今年の秋華賞は、当初、オークスハープスターを撃破して一躍スターダムにのし上がり、前哨戦ローズSも制して強さと充実度を示したヌーヴォレコルトに注目が集まりました。

 ところが、直前でドーンッと出た、出た、マイネグレヴィルの大逃げ宣言。

「普通にやったのでは勝ち目がないからね。大逃げしかない。2コーナーで(ペースが)緩んだところで行き出して、3コーナーでは10馬身くらい離したい。スタミナはあるからね」

 これはどういう逃げかというと、2009年のエリザベス女王杯クィーンスプマンテのような逃げになります。クィーンスプマンテは3コーナーで2番手のテイエムプリキュアと2馬身差くらいだったかもしれませんが、3番手以下の後続とは楽々10馬身以上の差がありました。

 この逃げ方は、逃げ馬が勝つにはかなり理想的な逃げ方です。先行馬や差し馬は、基本スタミナがないから折り合っているのであって、2コーナーから動いて行ったら、突きバテする可能性が高く、更に後方で立ち回る馬の思うツボになってしまうために動けないからです。

 マイネグレヴィルが本当に3コーナーで10馬身差を奪えるかはともかく、仮に奪ったならば3コーナーで体勢を決したも同然、8割は勝算があります。もう少しがんばって4コーナーで8馬身くらいのリードが奪えたならば、かなりの確率で勝ち負けでしょう。

 3コーナーで10馬身のイメージだと1000m通過が58-59秒台のハイペースが推測されますが、牝馬クラシック路線は一見、能力上位馬と下位の馬で断層があるようで、実はそれほどなく、ヌーヴォレコルトが世間で言われているほど抜けた存在だとは思っていません。本当に断層があれば、ローズSで未勝利を勝ったばかりのタガノエトワールが春の実績馬を差し置いて2着に突っ込んでくるといのはまずないでしょう。実力拮抗だから、展開ひとつで上位馬が入れ替わるのです。

 よって、マイネグレヴィルがハイペースへと導く展開は都合がいいリラヴァティに◎を打ちます。この馬はもともと春のチューリップ賞で3着に入線した実績馬でしたが、驚かされたのは夏の中京500万下戦。休養明けでタフな馬場コンディションだったにもかかわらず、1000万下で3着の実績があるカレンケカリーナ(この馬もタフな馬場やタフな流れに強い馬)を先行策から捻じ伏せたことです。

 そのときのリラヴァティのPP指数は古馬1000万下クラスに相当するもの。先行馬にとって、とても厳しいはずの中京芝コースだったことを考えると、本当に驚きでした。

 ところが次走の1000万下では優等生の競馬をすると1番人気を裏切って凡退、もちろん反動もあったのでしょうが、この馬は逃げるかスタミナを生かす競馬をしなければダメな馬なのではないか(?)と推測できます。

 人気馬がそこまで信頼できない場合のレース、いつも波乱の立役者は逃げ、先行馬。リラヴァティの一発に期待します。

 ○はオークスローズSを連勝中のヌーヴォレコルト。この馬に明確な死角はありません。しかし、前走ローズSの反動が出る可能性も少々あることを考慮するならば、対抗評価といったところが無難でしょうか。

 ▲はデビュー3戦目の札幌2歳Sでは極限の不良馬場を逃げて2着入線したマイネグレヴィル札幌2歳S以降は持ち前のスタミナを生かし切るレースが出来ず、思ったほどの成績を残せていません。しかし、驚異的なスタミナの持ち主であることは間違いないので、そのスタミナを生かしてどこまで粘るか、楽しみな馬です。

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

1

-

4

1点 1500円

馬連

6

-

12

1点 1500円

馬連

1

-

6

1点 1000円

馬連流し

4

相手

6

12

2通り 各2000円

馬連流し

4

相手

5

16

2通り 各1000円

古澤秀和の見解

【パドック速報対象レース】
当レースはパドック速報対象レースです。レース発走20分前に最終結論(印・買い目・見解)を公開します。パドックの気配で前予想と最終結論が変わる可能性がありますので、予めご了承ください。

4番:馬体細化なく順調。
6番:ツナギ力強い。
12番:更に良くなっている。

※当レースはパドック速報対象レースです。レース発走20分前に最終結論(印・買い目・見解)を公開します。パドックの気配で前予想と最終結論が変わる可能性がありますので、予めご了承ください。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

2

3

6

8

12

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

6

相手

2

3

8

12

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

8

相手

2

3

6

12

14

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【1強】秋華賞ヌーヴォレコルト1強。桜花賞は3着に終わったものの、レースレコードに0秒1差の1分33秒4で3着に好走。続くオークスは馬体を444キロに増量しハープスターを封印。走破タイムの2分25秒8は歴代3位と、実績と記録通りに地力を蓄えてきた。前哨戦のローズSは、438キロと体重は減ったものの、そのぶん反応は敏感。本番の内回り2000m対応の組み立てもシュミレーションできた。ちなみに1分46秒0は、速すぎず遅すぎず。適度に余力を残しつつ、そのまま栗東に滞在し叩いて身体を膨らませる――そのイメージ通り、木曜日計測は  444キロ。当日440キロ台を維持できてさえいれば、3歳牝馬クラシック二冠が現実味を帯びてくる。

対抗一番手はショウナンパンドラ。春シーズンは権利取りに汲々とし、馬体造りにも神経をつかったが、糸魚川特別を快勝し紫苑Sを2着。外回り2000mでも自在に動けるようになった夏の経験も大きい。この中間・坂路で上がり11秒8の時計も出色。目標とする大一番に体調もピークだ。

レッドリヴェールは、ローズSは420キロと数字上は合格点ながら、反応ひと息の6着…。気迫で攻める小柄なステイゴールド産駒だけに、闘志がよみがえるどうかが鍵になるが、阪神JFの1分33秒9、桜花賞は1分33秒6のレースレコード決着をクビ差の2着。GI実績は単穴以下には落とせない。

タガノエトワールは、二走前の小倉2000mの大外一気。ローズSは逆に、器用にインに潜り込み、33秒3という最速ラップを駆使。追われると一段重心も沈み、毛艶もピカピカだ。研ぎ澄まされた前走の馬体をいかに維持できるかどうかだ。

いかにもまだ馬体が幼いが、サングレアルフローラSを過去十年の最速タイムで駈けたブエナビスタの妹。レーヴデトワールも、春シーズン後半は窮屈なローテーションを余儀なくされたものの、紫苑Sの豪快な差し脚と覇気が本来の持ち味だ。オークス3着馬バウンスシャッセは中間調教で装着していているブリンカーが起爆剤となるか。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

4

相手

1

16

2通り 各1500円

3連単フォーメーション
1着

4

2着

1

16

相手

1

2

8

12

16

17

10通り 各700円

須田鷹雄の見解

 前売りでは超のつく一本かぶりとなった◎ヌーヴォレコルトハープスターらが抜けたうえにレッドリヴェールが前走で大敗となると、この馬に人気が集中するのは仕方ないところ。ローズSの人気&好走馬が堅調の近年だけに、私も素直に本命とする。

 軸が堅いので馬券の魅力もなくなりかねないところだが、今回は2番人気が復活の保証はない△レッドリヴェールだし、3番人気がこれまで連対のない紫苑S組のショウナンパンドラ。ヒモの取り方ひとつで面白い馬券は組めると思う。

 ○はオメガハートロック。追い切りはぱっとしなかったが一応負けていない身だし、☆リラヴァティあたりを物差しにしたら、この馬も無いとは言えない。重賞勝ちの実績は尊重すべきだ。▲にブランネージュ。直線とったコースを考えると、前走の内容は2,3着馬より濃い4着。今回はラチ沿いに効率的な競馬をしたい。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

4

5

18

12通り 各400円

3連単BOX

2

4

5

18

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

1

2

3

8

10

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

8

相手

1

2

3

10

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

2

相手

1

3

8

10

12

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【波乱含み】オークスヌーヴォレコルトの2冠を支持する。秋初戦のローズSを快勝し、中間は栗東で順調に調整。桜花賞1着、オークス2着のハープスターが不在で、チャンスは大きい。レッドリヴェールは昨年の2歳女王。休み明けの前走は伸びを欠いたが、叩き2走目で本領発揮か。紫苑S勝ち馬レーヴデトワールは、血統的にまだ奥がありそう。急激な上昇カーブを描くタガノエトワールに、バウンスシャッセブランネージュマイネグレヴィルを押さえる。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流し
1着

4

相手

1

2

3

6

12

5通り 各800円

3連単1着流し
1着

4

相手

1

2

3

6

12

20通り 各300円

栗山求の見解

 ◎ヌーヴォレコルトは「ハーツクライ×スピニングワールド」という組み合わせ。母にノーザンダンサーのクロスを持ち、その片方がダンジグを経由しており、なおかつミスタープロスペクターを併せ持つという配合構成はダービー馬ワンアンドオンリーと同じ。父ハーツクライトニービンを持つせいか完成の遅さがひとつの特徴となっている。しかし、今年のオークス馬とダービー馬はスピード型のアメリカ血統を母方に抱えているため3歳春にG1を勝つことができた。それでいてハーツクライ譲りの成長力は健在で、両馬とも秋緒戦を難なく快勝。さらなる上昇が見込めるのでこの秋の活躍は約束されている。

 ハーツクライ産駒は東京芝コースが得意で京都芝コースはイマイチ。これはトニービンの特徴と驚くほどよく似ている。とくに内回りコースは苦手としているが、ヌーヴォレコルトはレース上手で器用さがあり、馬群に入ってもまったく平気なタイプ。問題ないだろう。能力が1頭抜けており、なおかつ安定性抜群なので馬券の軸としての信頼性は高い。

 奥田隆一郎の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

3

4

8

2着

1

2

3

4

8

12

14

相手

1

2

3

4

8

12

14

90通り 各100円

奥田隆一郎の見解

本命馬の見解:◎バウンスシャッセは、直結コース中山芝1800mのフラワーC(G3)を制し、直結コース東京芝2400mのオークス(G1)を3着に好走した。オークスは勝ち馬○ヌーヴォレコルトと0.1秒差の接戦を演じ、ハープスターのいないメンバーなら勝ち負けできる。前走の紫苑Sは敗れたが、不良馬場の札幌2歳Sも惨敗したように、敗因は道悪といえる。今回は良馬場となるため、変わり身を警戒する。

穴馬の見解:△レーヴデトワールは、春に直結コース阪神芝1600mの桜花賞(G1)を5着に善戦した。桜花賞は3着馬○ヌーヴォレコルトと0.2秒差の5着、その○ヌーヴォレコルトが断然人気のメンバーなら△レーヴデトワールにもチャンスあり。紫苑Sを好位からの競馬で順当に勝ち、夏を越えての成長がうかがえる。桜花賞より上位進出を期待できるため、馬券圏内を争う。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解


※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 何度も繰り返された同世代の牝馬競走もこの一戦が最後。以降はそれぞれの条件に散っていって、同じメンバーが集まることはもうありません。女子校の卒業式のようなレースです。

1.春の序列はなかなか崩せない

 世代限定牝馬路線というごくごく狭い世界で、GIを勝ち負けできるような強い馬の数は限られています。牝馬は牡馬よりも仕上がりが早いですし、2歳の阪神JFから有力馬が進む路線はほぼ一直線。何度も戦って形成された序列を覆すのは容易ではありません。春の一線級は秋も一線級と考えるべきです。上位馬の壁は高く、過去5年間で3番人気以内の馬が2頭ずつ馬券圏内に入っています。

2.三冠で唯一の小回り決戦

 唯一これまでと違うのは、阪神外回りや東京と違って、秋華賞の舞台は小回りコースだということ。追い込み自体は届くのですが、昨年の1番人気デニムアンドルビーやあのウオッカのように、「小回りがどうしてもダメ」という馬はいつの年も存在します。反対に小回り巧者にとっては、大レースで唯一脚光を浴びるチャンスがあるレース。

3.ローズS組が主力だが着順は流動的

 関東馬も関西馬も、ほとんどの有力馬はローズSステップにします。小回り中山の紫苑Sは嫌われる傾向が顕著ですが、今年は新潟外回りコースでの施行でしたから、例年の勢力分布とは異なっている可能性はあります。ローズS秋華賞では、コース形態も違えばペースも正反対になることが多いので、両レースの着順に連動性はあまりありません。去年のメイショウマンボも2010年のアパパネも、ローズSの4着から巻き返して秋華賞を快勝しました。前哨戦はあくまでも前哨戦。着順に神経質になる必要はありません。

 レッドリヴェールローズSを6着に敗れましたが、この馬がトライアル戦を使うこと自体が初めてでした。厳しい流れになるレースでこそ力量を発揮する馬であり、GIでの直接対決だった桜花賞ではレッドリヴェール2着に対してヌーヴォレコルトは3着。序列としてはまだこの馬のほうが上です。ヌーヴォレコルトの前走は馬体重6kg減できっちり仕上げての快勝。今回は栗東滞在で輸送の不安はなくなりますが、本番に向けての上昇度という点ではライバルに譲ります。

 マイネグレヴィルは、レッドリヴェールのクビ差2着した札幌2歳Sがベストパフォーマンスでした。直線が短いコースに限ればフラワーCでも2着があり、牡馬相手の京成杯でも大きく崩れていません。今回は待望の小回りGI、この馬の真価を発揮できる舞台です。リラヴァティは前走が人気薄での好走でしたが、すでに1000万下を勝てる力量を示している馬で、当然の結果でした。平坦小回りコースに変わってさらに前進が見込めます。

 サングレアルローズSでは人気を裏切りましたが、6kg馬体が増えていたのは好材料で、あくまで前哨戦は前哨戦です。タガノエトワールの前走は内枠を利しての大駆けでしたが、キャリアが浅くまだ上昇の余地があります。ハピネスダンサーメイショウサムソン産駒で、芝2000mで2勝とスタミナ勝負には自信を持っています。抽選を通れば惑星に浮上するでしょう。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

1

5

8

12

14

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

12

相手

1

5

8

14

17

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

14

相手

1

5

8

12

17

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】ヌーヴォレコルトは内枠をプラスにしてしっかり抜け出す。タガノエトワールは追い比べで持ち味を発揮する。瞬発力のあるサングレアルにも注意。

 小原靖博の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

1

2

6

8

12

14

12通り 各300円

3連単1着流し
1着

4

相手

1

2

6

8

12

14

30通り 各100円

3連単2着流し
2着

4

相手

1

2

6

8

12

14

30通り 各100円

小原靖博の見解

 ヌーヴォレコルトは前哨戦のローズSを快勝。この中間は予定通り、栗東に滞在して調整され、気配も良好。トリッキーな内回りの2000mにも対応できる器用さがあり、この枠ならその器用さを最大限に生かせそう。2冠達成の可能性は十分。

 レッドリヴェールは実力を考えると前走の結果に不満が残るが、今回は馬込みに入れて闘争心を出させるレースプラン。初めての中3週で馬体維持が鍵になるが、気持ちのスイッチが入れば逆転まで。

 面白いのは夏を越して確実に成長しているショウナンパンドラ。前走は切れ味を殺がれる馬場になって惜敗したが、決め手を生かせる今の軽い京都の芝ならこの相手でも好勝負可能。

 他では、常に相手なりに走れるブランネージュ、レースぶりに進境見られるレーヴデトワール、まだまだ良くなる余地があるタガノエトワール、素質見劣らないサングレアルに注意。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

1

2

5

12

17

18

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

5

相手

1

2

12

17

18

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

12

相手

1

2

5

17

18

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

オッズ差ほどタイム指数は離れていない。5走平均98でヌーヴォレコルトはトップだが、同等の馬多数。荒れる要素は皆無ではない。それでも総合的に最上位◎ヌーヴォレコルトに本命を打つ。相手筆頭は前走104かつ平均値96の○マーブルカテドラル。だがどちらの馬も距離コース未経験というのが弱み。3番手に前走100▲タガノエトワール。だがそれ以上に前走106という最高値の大外☆セウアズールが大穴候補。以下、△には平均値上位組を入れておく。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

1

2

6

12

14

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

6

相手

1

2

12

14

17

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

1

相手

2

6

12

14

17

30通り 各100円

田沼亨の見解

進化を遂げてきた4ヌーヴォレコルトの2冠は当確!人気の中心だがオークス馬に逆らう手はない。前哨戦の前走はトライアル仕様の作りだったが器の違いで楽勝。今度は栗東に滞在。万全の出走態勢から視界は良好。先行策から内回りを鋭く抜け出す。相手はひと捻りで6ショウナンパンドラ。今夏の上り馬で長くいい脚が使えるのは魅力。うまく仕掛ければ台頭も。地力ある1ブランネージュが3番手。

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