※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
ローカルG3ではありますが、長い直線での切れ味勝負、速い時計での決着ということで、中央場所のレースに近い性格を持つ重賞です。裏街道のローカル重賞にしては良いメンバーが集まることが多く、
エプソムCや秋の重賞路線に向けての登竜門的な役割も担います。
レッドレイヴンは前走の
福島民報杯が圧勝といえる内容でした。3歳時にはダービー候補とも謳われた素質馬がようやく軌道に乗ったという印象です。東京コースを得意にしている馬ですから、新潟へのコース替わりはむしろプラスに働くでしょう。初の重賞制覇に向けてこれ以上ない舞台が整ったと言えます。
ユールシンギングは
セントライト記念の勝ち馬。前走の
中日新聞杯では小差の4着で、古馬重賞でも勝負になるところまで力をつけてきました。新潟外回りで勝ち星があるように、左回りの長い直線はベスト条件です。
メイショウナルトは去年も5月から夏にかけて3勝を挙げたように、暑くなる時期に調子を上げる馬です。今走は半年ぶりの一戦になりますが、
小倉記念を快勝しているように、ローカル重賞ならば一枚上の実力馬なので、久々でも軽くは扱えません。
マジェスティハーツは昨年の
神戸新聞杯の2着馬。前走の大阪ハンブルクカップで惜しい2着したように、一線級不在のオープンならばいつでも勝負できるところまで来ています。切れ味勝負は望むところで、鞍上の
森一馬騎手ともども重賞初制覇のチャンスが巡ってきました。
アドマイヤタイシは重賞での2着が5回もあるように、このメンバーならば実績的に上位の存在です。今回は長期休養明けで仕上がりがカギになります。
カルドブレッサは近走不振ですが、
中山金杯で2着した実績があり、能力的に不足はありません。去年の
日本海Sを勝った相性のいい舞台で一発の期待。
サクラアルディートは前走の大阪ハンブルクカップでは人気を裏切りましたが、不器用さがある馬ですからじっくり構えられる新潟コースが向いている可能性があり、巻き返しに注意したいところです。