【準OPも
チェックメイト】良馬場が条件になるが、格上挑戦でも
エスオンマイチェスのポテンシャルを信頼。好位2-3番手から上がり33秒9でアッサリ抜けだした前走も強かったが、5月の新潟戦・1分58秒6は、同日の1000万を1秒4上回り、一週前の
新潟大賞典の1分59秒2より0秒6速い好タイムだった。半兄の
クォークスターは
セントライト記念勝ちがあるように、距離延長も血統的には十分クリア可能。苦手とする道悪となると少し心配もあるが、内回り2200m対応のレース運びも前走で会得できた。
対抗は
ケイアイチョウサンの巻き返し。
ラジオNIKKEI賞勝ちをはじめ、
セントライト記念・
菊花賞5着など実績は上位。ただ、使える脚は一瞬。58キロを背負い、直線の長い外回りの佐渡Sは、最後の1ハロンで脚が止まったが、57キロ・内回りにかわれば本来の決め手がモノを言う。新潟の短い内回り2200mは、いかにロスなく脚をためられるか。
折り合いの難しいタイプはポジション選定が難しいが、ツボにハマれば
ブリッジクライムが一角崩し。佐渡Sの上がり33秒9が示す通り、フラットコースの決め手勝負で威力発揮。2400mに勝ち星もあるように、距離そのものも心配ない。重量は2キロ増えるが、
トラストワンは佐渡Sは3コーナーで寄られ、直線窮屈な競馬をしいられながらも最後は0秒2差に詰め寄った。好調時の気配にはモノ足りないものの、
アロヒラニは東京2000mに1分58秒9という好記録を保持。
フレージャパンは、ひと息後をたたいて体調上向き。新潟は[1011]と相性もいい。