【波乱含み】ベステゲンシュクはひと息入れて気配良好。少頭数で末脚も生かせる。シャドウウィザードは前走でクラスにメド。状態も良好で逆転十分。エバーグリーンは充実目立ち昇級でも。ウィケットキーパーも力量そん色なく争覇圏。アールデュランも気配良好で上位が狙える。

【ひと化けはないか】鞍上リスポリで、ベステゲシェンクに、もうひと化けはないか。デビュー戦の上がり33秒3、昨年5月の東京マイルも上がり33秒3で串刺し。切れ味と馬体完成がアンバランスではあるが、東京1600m･1分33秒5をもってすれば、1F延長もOKなハズだ。

マイルのアプローズ賞こそ14着に大敗したが、シャドウウィザードは左回りの1800-2000mは高値安定。

目下二連対中のエバーグリーンも、馬体に力がみなぎっている。ただ、各馬とも、1800m使いは、ローテの谷間という感じもする。

ミヤコマンハッタンの逃げ残り、アールデュランの猛追と、小頭数でも上位は拮抗。

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【順当決着】頭数が頭数であり、実績と安定感で勝る09ベステゲシェンクを蹴飛ばすわけにもいかにない以上、ひねりようがない。ここと08アールデュランを素直に上位評価し、あとは02ミヤコマンハッタンがどこまで粘れるか次第。2番人気以下はオッズが割れそうなので、妙味追求の方向で買い目を絞り込みたい。

東京で少頭数となればスローペースは必至。当然、勝負は直線に入ってからとなり必要とされるのは瞬発力のみ。そうならば◎ベステゲシェンク、○アールデュランの出番だろう。

特にベステゲシェンクは4走前の勝ち方が衝撃的で間違いなくオープンまで行ける素質馬。まだ緩さがあったり精神的にもモロいところがありそうなので出世が遅れているが、先々まで追いかけていいレベルの素材。また、使い込むよりも休み明けの方がいいタイプ。ここは人気でも逆らえそうにない。