【当該マイル・1分34秒9】
アンアヴェンジドの当該1600ダート実績は、5戦2勝2着2回。広々とした東京コースに替われば一気の巻き返しがある。中山1800ダートは、コーナーリングが窮屈。最内の1番枠もあったのだろうが、泥を被って行き脚もつかず。以前福島の1700ダートで、似たような凡走を見せたことがあるが、右左の回り云々というよりは、大跳びな
エンパイアメーカー産駒の同馬にとっては、コース適性に疑問。しかし、1分34秒9の快勝歴のある当該マイルなら、レース内容は一変。現級勝ちの実績を思えば、ハンデも想定内だ。この中間は、南W・6Fのコース追いを消化し、馬体も一段シャープに造ってきた。
対抗は
ガイヤースヴェルトの資質。芝のGIII・
毎日杯を1分46秒7で2着したほどの好素材。3歳2月に東京1600ダートを2着。個人的には、ダートのほうがより適性が高いようにも思う。
招福Sは
ベリーをもってしても、持って行かれるほど。リスポリだってどうかの懸念もむろんつきまとうが、競馬をシンプルに--ハナに立つ競馬ありきと思えば、逃げ切りも十分。
割って入れば
パワースポット。東京ダートは4勝、芝・ダートは問わない。二けた着順ながら前走の上がりは最速。今、デキはいい。
レーザーバレットは、脚元さえ維持できればOPの器。57・5キロは仕方ない。調教で攻め切れないと、前二戦のように制御が効かなくなるが、一週前に坂路49秒8。少なくとも前回の休み明けよりは調教はできている。
モツれて、
秋嶺S・1分35秒7の
ミヤジマッキー。
ブロードソードの母は、根岸S他12勝。母にならっての東上か。