【上位拮抗】サクセスフェイトはダートに舞台を移して前進。コース替りもプラスで好勝負を期待。アンズチャンは前走ユニコーンSで4着。休み明けも態勢整い成長も見込める。アクションバイオは地力上位で巻き返し必至。ダウトレスも能力そん色なく上位の候補。プロトコルもさらに上向きで侮れず、クロスカップリングやメイショウオオカゼにも注意を払いたい。

【ベリー・グッド】ワイルドダラーは、新馬・500万と東京ダートを連勝。2勝目の1400mは、1000m通過が59秒6―1200m通過・1分11秒4を好位で捌いて1分23秒8。さすがに重賞のユニコーンSではオツリがなかったが、自己条件の1000万。鞍上はベリー。この中間は、追走併入の密度の濃い調教をこなしている。

ダウトレスは、前回追い込み届かずの4着。脚が残っていただけに、スローが痛かった。7Fまでは距離も守備範囲。ワンターンで行ける、東京1400ダートはドンピシャ。サクセスフェイトは、一気に1分23秒7まで時計を更新。あの中京戦は自信をもっていい。アンズチャンは、最速の上がりでユニコーン4着に食い込んだものの、今回の仕上げは緩めに見える。モツれてプリサイスエース、アクションバイオなど、東京7Fダートのゴール前はスリリング。

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【先行有利】かなりの混戦も、先行指向の弱さから前有利の展開になると推測。速力と持久力のある03アクションバイオを筆頭に、04メイショウオオカゼ、12プロトコル、07スズヨストラなど、上位評価はいずれも先行勢をチョイスした。13アンズチャンは能力上位も、脚質がネック。展開を前残りに限定した馬券で勝負したい。

掲示板を外したのは2歳時に阪神へ遠征した時の6着だけ。それ以外はすべて掲示板以上、また上がり3Fの計時はほとんどのレースで最速。瞬発力に特化している◎アンズチャン。4着に負けはしたが、前走のユニコーンSの内容は秀逸。レベルの高い3歳世代ダート陣の中で最速の上がりを駆使し見せ場を作った能力は自己条件では抜けている。

人気が散らばるのだろうか。目立つのはやはり前走104と群を抜いている◎プリサイスエース。また戸崎かとも思えるが、間隔が開いていることを除けば十分に軸として信用できる。人気がなければもっといいのだが…。相手も順当に○メイショウオオカゼと▲アクションバイオ。穴期待はダートに戻って一変もある☆タイキソレイユ。

穴馬の本命:◎ワイルドダラーは東京ダ1600mのデビュー戦を勝利で飾り、その次走で今回と同じ東京ダ1400mを走って連勝。ともに評価できる内容だが、特に2走目は道悪のスピード馬場で速いペースを前で受けるという強気の競馬。しかもそのまま押し切る強い内容であった。デビュー戦はメンバー中最速の上がりで差し切り勝ちという、これまた強い競馬ではあったが、2戦目の競馬を見ると明らかに適性は1400mのほう。つまり澱みのないタフな流れのなかでもさらに脚を使えるというタイプだ。近2走はダ1600m、1800mで負けているが、経験を積むごとに抑えて脚を伸ばすという緩急のある競馬ができなくなっているような印象だ。この点も1400mへの適性を感じさせるところ。今回は強い内容で2勝目を上げた得意の舞台。大駆けが期待できる。

人気馬の本命:◎サクセスフェイトは芝で足りない競馬を続けていたが、久々のダート戦となった2走前に同距離の1400mを快勝。昇級緒戦の前走も引き続きダ1400mを使われて3着。2走前が逃げて勝利。前走は出遅れて後方からの競馬で3着と、両極端な競馬で結果を出しているのはダート、そして1400mへの適性を感じさせる。芝のレースで結果をだせなかったのも、◎ワイルドダラーのところで説明したように緩急のある競馬が苦手だということ(=1400mへの適性が高い)。休み明けを苦にするタイプでもなく、勝ち負けが期待できる。

※印・買い目上は人気馬の本命◎を○として表記しております。ご了承ください。

ユニコーンS4着と好走した13アンズチャンの鉄砲駆けに期待した!東京2勝、2着3回と実績は抜群。他力本願だが決め手勝負ならチャンスは十分。対抗は3キロ減の4メイショウオオカゼが末脚を生かしそうだ。