【もったいない】
札幌2歳Sの
ミュゼエイリアンは、出遅れのロスはあったにしろ、あまりに正直に外を回しすぎたか。まだ脚はあっただけに、あの4着はもったいなかった。鞍上に横山典を据え、中間の調教も競馬の精度も一段アップで結果を出したい。ただ、トレーニングセール出身馬だけに、思った以上に上積みがなかったりもする。
ならば
ルージュバック。デビュー戦は歩くようなスローの上がり勝負とはいえ、ラスト3Fのレースラップは11秒7―10秒7―10秒8。躓きながら、上がり32秒8の加速ラップには仰天だ。来春は
オークスまで行く。べ
ルーフも、ラスト4Fのレースラップは11秒8―11秒4―11秒2―11秒2。4F連続の11秒台は出色。やや頭の高い
ハービンジャー産駒だが、東京の坂をこなせれば、一気にクラシックへ。3頭の資質が抜けているようにも思うが、キャリアで
ニシノオタケビ。
コアプライドの買い材料はムーア。