【軸不動】グリューネヴォッヘは力量上位明らか。気持ちに難しさ持つも状態よく今度こそ。シェイプリーは気配良好。しまい生きる展開なら好勝負十分。マキノクィーンは前々走で2着。動き軽快で巻き返しの態勢。フォルテシモは休み明けも力を出せる態勢で昇級でも差はない。メテオーリカも展開次第では出番がある。ランドブリーズも雰囲気悪くなく、メテオレインも押さえておきたい。

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【ヒモ紛れ】前走、大きなロスがありながら2着まで差を詰めた10グリューネヴォッヘ。現級の牝馬相手だと力上位なのは明白で、この先行指向の弱さであれば好位につけることも可能なはずだ。相手は15コスモレイラ、06メテオレインなど、穴っぽいところを重点的にチョイスしている。

　前走掲示板に載った馬が2頭だけという、非常に手薄なメンバー構成。圧倒的人気が予想されるグリューネヴォッヘだが、非常に乗り難しい馬。

　どういうことかというと、この馬は直線で追うと人間に反抗してブレーキをかけてしまう気難しいタイプ。まず、前走のレースを見てもらえば分かるが、北村宏騎手は直線半ばまで追わずに手綱を持ったまま。普通に考えればよほど余力があり、圧勝するのかな、と思うところだが、結果は頭差の2着。併せ馬で追い出した途端、スピードが鈍って差し返されてしまったのだ。

　追わない方がブレーキをかけないとはいえ、追わないままで負ければ油断騎乗、もしくは八百長などと言われても仕方ないので追うわけだが、できるだけ追い出しを我慢して我慢して非常にうまく乗っているが、それでも負けてしまうように、勝ち切ることが難しいタイプ。となれば、思い切って狙ってみることもありだろう。

　本命はデイジーバローズ。初距離となった前走が見せ場十分で次に期待を持たせる内容。前走よりも大幅にメンバーが手薄になっていることを考えれば馬券圏内に届いてもいい。相手は手広く流したい。