中山芝コースは今週からBコースだが、いまのコンディションでは仮柵効果もさほど期待できない。関東は木曜かに金曜にかけてまとまった量の雨が降ったし、引き続き今の馬場をこなせる馬とこなせない馬、ということがメインテーマになるはず。
逆に言うと馬の強さや資質は問題ではない。例えば
トーセンマタコイヤがいくら好素質馬であっても、京都で上がり33秒台を使ってきた
ディープインパクト産駒となると、いまの中山では手が出せない。地力で2,3着させる危険は承知で無印にしてみた。
逆に「速くはなくてキレないけど、
パワーがあってバテない、諦めない」というタイプを買ってみたい。◎
マイネルヴェルトはまさにそんなタイプ。持っている上がり最速が35.5秒という馬だが、それでも7戦中6戦で馬券に絡み、残り1戦も4着。とりあえず前に行って、そこから消耗戦を生き抜くという
スタイルはいまの馬場にぴったりだ。