【力量互角】
セイコーライコウの地力を信頼。GIIIの
シルクロードS・
オーシャンSで小差4着の実力馬。9月の
セプテンバーSは、58キロを背負い1分7秒6。暮れの
市川Sもクビ差の2着。ひと息入ったが、目標をここに定め乗り込みは入念。柴田善とのコンビで、全4勝を挙げているのも心強い。
当面の敵は、
セプテンバーS3着の
ブランダムール。中山1200mは4戦1勝・2着2回・3着一回と、馬券の対象から外れたことがない。5か月半ぶりの実戦になるが、2月下旬に帰厩して乗り込みも丹念。テッポウも4戦中3戦が0秒3差の僅差。鞍上の横山典も、
桂川S・0秒1差の感触を覚えている。
マコトナワラタナは、
うずしおS2着の勢いを追い風に関東へ遠征。ただ、決め手は上位のものがあるが、仮柵を設置したBコースにかわると先行有利の馬場になることも考えられる。1分8秒台前半の時計勝負だと若干苦しい。阪神の坂はこなせても中山の急坂では結果も出ていない。
間隙を突いて、
ミッドナイトクロスがゴール前浮上。旬が短いタイプだけに、休み明けが狙い目。
道頓堀S2着は4ヵ月の休み明けだった。
先行有利が顕著なら
コウヨウアレスの流れ込みも十分。
市川Sは2番人気を4着と失速したが馬体を立て直している。
馬群をさばき切れば
セイクレットレーヴもまとめて負かすだけの決め手がある。