NHKマイルCへの
ステップレースですが、むしろ本番に繋がらないことで定評があります。一昨年の勝ち馬・
カレンブラックヒルは貴重な例外でした。裏街道ながら賞金が高い「ボーナスレース」という趣もある重賞で、メンバーが揃うことはあまりなく、大波乱の結末になることもしばしばです。
ショウナンアチーヴは前走
ファルコンSは6着に敗れましたが、速い時計で息の入らない展開になって休み明けが堪えたようです。ひと叩きされて得意の中山コース。相手関係を見てもそれほど強敵は見当たらず、
朝日杯FS2着の実績を素直に信頼します。
マイネルディアベルは
朝日杯FS4着で
クロッカスSを1着。立ち回りが上手で大崩れしません。マイルだとひと押し足りない懸念はありますが、現在の
パワーを要する中山ならば詰めの甘さをカバーできるかもしれません。
ケルヴィンサイドはダートでの500万下勝ちですが、半姉に
エリザベス女王杯3着の
ピクシープリンセスを持つダーレー
ファームが誇る良血馬です。素質で引けは取らないはずで、上がりが掛かれば芝の重賞でも侮れません。
イダスは他馬を気にする面がありましたが、逃げに転じて素質が開花しました。半兄が
NHKマイルC勝ちの
マイネルホウオウですから素質的にまだ奥があって不思議はなく、再度ハナが叶えばあっと言わせる場面があるかも。
ショウナンワダチは
共同通信杯8着ですが、ロスの多い競馬ながら小差でしたから、距離も相手関係も楽になる今回は一変しても驚けません。
アルマエルナトは初距離だった
ファルコンSで3着。今回はさらなる距離延長が課題になりますが、中山コースとは好相性です。
ウインフェニックスは2歳時に
新潟2歳S4着をはじめ、強敵相手に好勝負を続けていた馬で、相手なりに走れる器用さは評価できます。
※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください