11R

中日新聞杯

15:25発走 / 芝2000m (左 A) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 中京 1日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際)[指] ハンデ 18頭
本賞金:4000,1600,1000,600,400万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

 井内利彰の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

14

1点 2000円

複勝

14

1点 4700円

3連複フォーメーション
1着

14

2着

8

13

相手

1

2

4

6

8

10

13

11通り 各300円

井内利彰の見解

 競馬月刊誌に記した「中日新聞杯の調教適性」に関しては、併用調教で追い切り本数が多いことを条件として挙げていました。その理由は「メンバー最速の上がりを使える」としていましたが、その考え自体には変わりありません。

 ただ、メンバー最速の上がりが使えるか否かは、他の調教内容でも計ることができます。それが『最終追い切りが栗東坂路でラスト1F最速ラップを踏む』というもの。もちろん、単純に最終追い切りを判断材料するだけでなく、近5走にメンバー最速上がりを使ったことがあるか、ないかという点も重要です。

 ◎アクションスターは前走京都記念がメンバー最速上がりをマーク。そして、今回の最終追い切りは、13.7→13.5→12.9→12.3秒という、理想的な加速ラップを踏んでいます。しかも、追い切りに騎乗したのは、レースでも騎乗する北村友一騎手。ちなみに京都記念に騎乗したのも、同騎手ですから「こう走らせれば、最速上がりを使える」ということを理解しているはず。併用調教ではありませんが、もともと中京芝2000mに適性の高い、栗東坂路調教馬で、追い切り本数が多ければ、十分にメンバー最速の上がりを使って、なおかつ勝ち負けできると予想しました。

1.トウカイパラダイス
今回:標準坂路
前回:標準少め併用

2.アンコイルド
今回:標準坂路
前回:標準坂路主体

3.ユールシンギング
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準トラック

4.エックスマーク
今回:標準多め併用
前回:標準多め併用

5.ファイヤー
今回:一杯平均トラック
前回:一杯平均トラック主体

6.ラキシス
今回:乗込併用
前回:標準多め坂路主体

7.カルドブレッサ
今回:馬ナリ平均併用
前回:標準併用

8.フラガラッハ
今回:急仕上げ坂路
前回:急仕上げ坂路

9.アロマカフェ
今回:標準多め坂路
前回:馬ナリ平均坂路主体

10.レッドレイヴン
今回:乗込併用
前回:乗込坂路

11.コアレスドラード
今回:標準併用
前回:標準多め併用

12.ブレイズアトレイル
今回:標準多め併用
前回:標準多め坂路主体

13.ラブリーデイ
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

14.アクションスター
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

15.スマートギア
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

16.カネトシマーシャル
今回:標準併用
前回:標準多め併用

17.マーティンボロ
今回:標準併用
前回:標準併用

18.サムソンズプライド
今回:標準トラック
前回:軽目トラック

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

img_yoso

丹下日出夫

予想印
10レッドレイヴン(2人気)
6ラキシス(3人気)
13ラブリーデイ(4人気)
2アンコイルド(1人気)
8フラガラッハ(5人気)
9アロマカフェ(13人気)
12ブレイズアトレイル(9人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

2

6

8

9

12

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

6

相手

2

8

9

12

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

13

相手

2

6

8

9

12

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【大器充実】レッドレイヴンは、前走比20キロ増の造りで、GIIのAJCCに出走。関係者の意図する馬体イメージも確かにあるだろうが、坂上残り1Fで一旦抜け出す素振りを見せながら、クビ・クビ・アタマ差の4着は、微妙に重目が影響もあったか。それとも距離2200mか。馬柱からは消えてしまったが、2歳秋の東京スポーツ杯は、最速の上がりを計時して、レコード決着の2着。将来の重賞--GIも視界に入る、数字的根拠も早々に確立している。ちなみに、母はグラスワンダーの全妹、米国重賞3勝。血統背景も十分。GIII、距離2000mで見直しは当然。

ラキシスも、いずれは牝馬GIの頂上争いが期待される大器。牡馬混合・GI馬も名を連ねた京都記念は、行き場を失うシーンもあって0秒3差と詰め切れなかったが、466キロに増量し、馬体に力強さも増していた。GIIIならある程度思う通りの組み立てもできるはずだ。

割って入ればラブリーデイ小倉記念の1分57秒3、金鯱賞の2分0秒0だけ走れば、地味ながらも立派な単勝候補。

アンコイルドも、休み明けの京都記念を力で3着。57キロは他馬と比べ有利とはいえないけれど、叩いた上積みを考慮すれば、チャンスも十分。

白富士S2着のアロマカフェも、ジワリジワリと地力強化。

AJCCで最速の上がりをマークしたフラガラッハは、中京記念連覇とコース得意。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

img_yoso

須田鷹雄

予想印
1トウカイパラダイス(12人気)
2アンコイルド(1人気)
13ラブリーデイ(4人気)
6ラキシス(3人気)
8フラガラッハ(5人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

1

相手

2

6

8

13

4通り 各1000円

ワイド流し

1

相手

2

6

8

13

4通り 各1500円

須田鷹雄の見解

 登録の段階から複穴として狙っていたのが◎トウカイパラダイス。昨年の3着馬であるだけでなく、新装中京とは好相性。安定した先行力はあるし、ハンデG3では常に上位にいる存在だ。連対が無いため人気が下がるというのならば、3着でもよい前提の馬券で狙い目になると考えていた。

 問題があるとしたらやはり7歳春にして半年以上の休み明けという点。しかしこの点はむしろ、追い切りのタイムを見てプラスに変わる勢いだ。3/12は坂路50.1秒とこの日の坂路タイをマーク。13.3-12.5-11.6-12.7と終いは多少かかったが、大きく止まったわけではない。ちなみにこの50.1秒は、坂路における自己新記録。これまで最終追いを坂路で強くやることはなかったので、自己ベストは2010年5月6日に出した52.6秒だった。

 いまさら伸びシロがあるかどうかは別として、デキが無いということはないはず。相手を絞って馬連とワイドで流す。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

img_yoso

コンピューター予想

予想印
2アンコイルド(1人気)
3ユールシンギング(8人気)
13ラブリーデイ(4人気)
18サムソンズプライド(11人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

3

13

18

12通り 各400円

3連単BOX

2

3

13

18

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

img_yoso

netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

2

6

12

13

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

2

相手

1

6

12

13

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

6

相手

1

2

12

13

24通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【軸不動】レッドレイヴンは前走が強い内容で斤量的にも有利と判断。アンコイルドも力量上位で叩いた上積みにも期待ができる。ラキシスも力量互角で好勝負が視野に。差し脚があるブレイズアトレイルにも警戒したい。ラブリーデイは好位付けからの粘り込みが狙えそう。トウカイパラダイスは長休明けだが仕上がり良好で穴に一考。

 栗山求の予想

img_yoso

予想印
2アンコイルド(1人気)
10レッドレイヴン(2人気)
6ラキシス(3人気)
8フラガラッハ(5人気)
12ブレイズアトレイル(9人気)
13ラブリーデイ(4人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

6

8

10

12

13

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

2

相手

6

8

10

12

13

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎アンコイルドは「ジャイアンツコーズウェイ×アルザオ」という組み合わせで、デルマーオークス(米G1)、ジョンCマビーH(米G1)などを制したアモラマの半弟にあたる。父はヨーロッパでG1を5連勝(計6勝)したストームキャット系の名馬。自身は昨年の凱旋門賞を圧勝したトレヴの近親、というパワーとスピードを兼備した配合。父ジャイアンツコーズウェイは直線の長いコースや外回り向きで、母方に入るアルザオ、リヴァーマンも切れ味をサポートする血なので、中京芝コースは条件が合う。昨年の当レースでは7番人気で7着。まだ本格化前だったので致し方ない敗戦だった。

 昨年夏以降にグンと成長したので、今年は違った結果になると思われる。木曜日に35.5ミリの雨が降った影響で金曜昼段階では稍重のコンディション。土曜日に晴れたとしてもパンパンの良馬場は望めない。昨年の天皇賞・秋で4着となっているように、スピード勝負にも対応できる馬だが、ストームキャット系のパワーと持続力が活きる競馬ならさらにいい。

最速予想 netkeiba編集部の予想

img_yoso

netkeibaデスク

予想印
2アンコイルド(1人気)
17マーティンボロ(10人気)
18サムソンズプライド(11人気)
6ラキシス(3人気)
10レッドレイヴン(2人気)
14アクションスター(7人気)

netkeiba編集部の見解

 芝2000mという根幹距離ですが、中央場所の重賞路線とはレベル差がはっきりしていて、こちらは新潟大賞典からエプソムCへと続く裏街道の一翼を形成します。ハンデ戦らしく斤量や展開によって大波乱の余地もあるレースですが、一方でアーネストリートゥザグローリーというトップクラスが出走した場合は、きっちり人気に応えて勝利を収めています。直線が長くて坂もあり、基本的には底力が要求されるコースですから、抜けた実績馬がいる場合は敬意を表するべきでしょう。

 アンコイルドは昨年のこのレースは7着に追わりましたが、夏を越して力をつけて、天皇賞からジャパンカップへと古馬の王道路線を進むまでに成長しました。前走は一追い足りない状態で京都記念を3着。上積みが見込める今回は、斤量を背負わされても主力の評価が正解だと思います。

 マーティンボロは昇級戦で重賞初挑戦になりますが、相手なりに走る馬で小回り向きの器用さもありますから、ローカルのハンデ重賞ならば差のない競馬ができて不思議ありません。サムソンズプライドは叩き良化型で、暖かくなる時期に成績を上げる馬です。昨年も3月から5月にかけて3連勝した実績があり、前走も3着ですからここは狙い目。

 ラキシスは休み明けの京都記念を4着して、昨秋の快進撃がフロックではなかったことを実証しました。牝馬なのに中山牝馬Sには登録もしていないところにここに賭ける本気度が窺えます。アクションスター京都記念で7着でしたが、渋った馬場に切れ味をそがれた印象で、良馬場で再度見直したいところです。レッドレイヴンは前走20キロ増も響いて伸びを欠いた形の4着に終わりましたが、ローカルG3なら位負けしないはずで引き続き注目。コモノドラゴンは賞金順では除外対象ですが、現在絶好調ですし平坦小回りは大得意ですから、出走枠に滑りこんだら大駆けの期待も。

 川島康孝の予想

img_yoso

予想印
13ラブリーデイ(4人気)
6ラキシス(3人気)
2アンコイルド(1人気)
4エックスマーク(6人気)
8フラガラッハ(5人気)
10レッドレイヴン(2人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

2

4

6

8

10

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

6

相手

2

4

8

10

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

2

相手

4

6

8

10

24通り 各100円

川島康孝の見解

逃げ一手のタイプが不在。開幕週のスローペースと読めば、展開利は先行勢。ラブリーデイから入りたい。

今回と同じ舞台の2走前、金鯱賞ではスッと3番手をキープ。前にいたカレンミロティックを交わすことはできなかったが、当日の馬場状態を考慮すると、2分ジャストのタイムは優秀。同じだけ走れば、GIIIならの計算が成り立つ。

ハンデで実力拮抗ということもあり、相手は手広く。

上位には、前走GIIで好走の実績を信頼してラキシスアンコイルドレッドレイヴン。57.5キロでも、この舞台に適性あるフラガラッハも警戒。

厳選予想 ウマい馬券