過去、新装中京競馬場の芝1400mで行われた1000万下(夏開催)は2レースありますが、その1着から3着馬の調教タイプを列記すると、

　2012賢島特別　標準坂路(9)/標準多め坂路(4)/標準坂路(1)
　2013賢島特別　標準多め坂路(1)/連闘(10)/標準少め坂路(12)

　()内は単勝人気順ですが、坂路調教馬だからといって人気しているわけではありません。ちなみに1着馬の最終追い切りは栗東坂路で「ラスト1Fが最速になるラップを踏んでいた」という調教条件をメインにすると、浮かび上がるのは◎アドマイヤイナズマ。前走時(1着)の最終追い切りより、後半2F時計が少し遅めではありますが、ラスト1Fが最速となっている点は同じです。

1.カピオラニパレス
今回：乗込坂路
前回：一杯平均坂路

2.アドマイヤイナズマ
今回：乗込坂路
前回：標準坂路

3.クローチェ
今回：馬ナリ平均坂路
前回：軽目坂路

4.ミッキーラブソング
今回：標準多め坂路
前回：標準多め坂路

5.シンデレラボーイ
今回：標準坂路
前回：標準少め坂路

6.ガイヤースヴェルト
今回：標準多め併用
前回：乗込併用

7.ダンスディレクター
今回：標準少め坂路主体
前回：標準多め併用

8.サクラエール
今回：一杯平均併用
前回：標準少め坂路主体

9.サトノジョリー
今回：標準坂路
前回：標準多め坂路

10.ザラストロ
今回：標準併用
前回：馬ナリ平均坂路

11.ホッコーサラスター
今回：標準トラック
前回：馬ナリ平均坂路主体

12.ヤマノレオ
今回：連闘
前回：乗込坂路

【資質上位】ダンスディレクターの資質を信頼。経験馬相手に、デビュー戦は1分21秒4・上がり33秒8の一気差し。この一戦をもって、将来のOPはほぼ当確。鷹峰特別・1分20秒4で前走現級勝ち。坂と左回り、折り合いにも不安も抱えているが、まずは能力ありき。

二の筆頭には3歳馬ホッコーサラスターを抜擢。二走前の1分22秒0は、馬場差を考慮すれば出色。開催末期の中京のパワー馬場というのも、理屈にかなっている。目下二連勝中のミッキーラブソングは、前走1分20秒9に時計を更新。3歳勢の伸びしろを上位に置いたが、現級実績もあるシンデレラボーイ、ガイヤースヴェルト。アドマイヤイナズマの清州特別の勝ちっぷりも鮮やか。

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【伏兵注意】追って切れるダンスディレクターを中心に推す。久々になるが勝って同クラス。ゲートさえまともなら勝ち負けだ。シンデレラボーイも現級で好走しており昇級も形だけ。ガイヤースヴェルトの前走は瞬発力勝負で分が悪かった。流れひとつで巻き返せる。ヤマノレオの前走は着順ほど負けていない。カピオラニパレス、ホッコーサラスターを押さえる。

【小波乱】アドマイヤイナズマはセンス良好。決め脚もある。ダンスディレクターは粗削りだが末脚鋭い。スムーズな競馬でサクラエールが肉薄する。

当レースは印のみの提供となっております。