【実になった】ウインフェニックスは、重賞路線でもまれてきた春を、果実となって秋に受け取りたい。そのキャリアの一番の収穫は、ラジオnikkei賞。1000m通過が58秒2-マイル通過・1分34秒というHペース・レコード決着を、一旦先頭に立とうかという3着。馬体も前走が462キロ、ひと回り大きくなって踏ん張りも効くようになった。

ヒルノマテーラは、中京マイルを起点に、ローズS5着にステップアップ。衣笠特別も4着に敗れはしたが、最速の33秒4はマークしている。もしポカがあるとすれば、夏場を使ってきた反動?思わぬ体重減があるようなら、二走前・上がり32秒1の、ムーアのカフェブリリアント。リフトザウイングスは、岡部盛が買い材料。ガーネットチャームは、久しぶりに相手に恵まれた。勢いならカレンケカリーナ。立て直したレッドシャンクスも、まだ底を見せていない。

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【伏兵注意】ヒルノマテーラは差し脚堅実でメンバー的にもチャンス。ウインフェニックスは前走惜敗も叩き2走目なら勝利が狙える。カレンケカリーナは再昇級だが力量的に通用十分。ガーネットチャームは長休明けだが力量上位で連下の筆頭にマークする。カフェブリリアントは差し一手だがハマれば逆転までありそう。レッドシャンクスは休み明けが微妙だが折り合いひとつで善戦も。

1400M戦で前半の4ハロン通過が47秒3。かなり遅い流れで、結果も上位は先行勢が独占。4角13番手から、メンバー中上がり最速タイの33秒2の末脚で0秒4まで差を詰めたカフェブリリアントの鷹巣山特別は見どころ十分の内容。さらに付け加えれば、約3カ月ぶりの実戦でもあった。1度使ったことでの上積みが見込め、1ハロンの距離延長。プラス材料も多く中心視。

ウインフェニックスは、詰めが甘いが安定感が魅力。展開も向きそうなだけに、今回も大崩れはないとみて相手本線。

レッドシャンクスは良血といえる素質馬。間隔をあけて立て直してきたとみれば侮れない。単穴評価とした。

叩いた効果で上積みが見込める4ウインフェッニクスを狙う!左右は問わないタイプだが左回りの方が末脚に威力を増す。額面通りなら能力で勝るだろう。対抗は切れ味は鋭い7ヒルノマテーラ。