【重賞の器であることは確か】
リヤンドファミユは、復帰戦の
元町Sが5着。言われているように、スローの大外。重め残りも当然あったろう。全兄の
オルフェーヴルとは、ちょっと肌合いも造りも違い、偉大な兄と比べられるのは、かわいそうな気もするが、
若駒Sの上がり34秒2の健脚を見せられると、GIはともかく、重賞の器であることは確か。まだ完全復調とはいかないだろうが、九分の造りでも、タイトに抜けめなく、Aコースの京都に対応したい。
求めるモノは、
元町S3着の
ヘミングウェイとて同様。
グリグリとインをこじ開けてきた、昨年の
シンザン記念がつい昨日のことのように思えるが、持てる資質は◎と五分。
一角崩しがあれば
リメインサイレント。二番手追走から二枚腰で楽に突き抜けた、前走のリボン賞は強かった。
ウエスタンレベッカも、
愛知杯は残り100mまで先頭。あのレースで馬券を買った人は、よし今度こそという思いもあるに違いない。
マーティンボロ、
フロアクラフトも、まだ底を見せていない。