【武骨さがいい】ワールドインパクトの全兄は、セントライト記念3着のダノンジェラート。同じディープ産駒ながら、480キロ前後の、しなやかな瞬発力勝負型の兄と違って508キロと武骨。11秒前半の連続ラップでグリグリと押すパワー型にかわったが、そのぶん、2400mのスタミナ勝負は望むところ。前回時計は2分2秒0。速くも遅くもない時計というのが、実はスタミナ型であることを物語っている?。

逆転の単があればグッドスピリッツ。兄姉は1勝級、父はデュランダル。キラ星のごとく良血が集うノーザンF生産馬の中にあっては埋没しかねない血統レベルではあるが、新馬戦はラスト3Fを12秒4-11秒0-10秒8でパンチアウト。年明けのAコース、平坦京都を考慮に入れても上がりラップは出色だ。

初勝利に3戦を要したが、アドマイヤデウスは二走前の2分1秒1が光る。ヤマノウィザードも7F追いを課し、山内師がヤル気。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【小波乱】ワールドインパクトの前走は正攻法の競馬で快勝。ディープインパクト産駒の血統馬で、まだまだ奥がありそう。折り合い面で距離延長も問題ない。ヤマノウィザードの初戦は流してゴールする余裕の勝ちっぷり。ここでも素質はヒケを取らない。グッドスピリッツは追ってしっかりしており、控えても競馬ができそう。アグネスミニッツは距離延長を歓迎。アドマイヤデウス、ビバワールドを押さえる。

【小波乱】アグネスミ二ッツは折り合い面の不安がなく追われて確か。距離延長がプラスに出る。粗削りで躍動感あふれる動きをするビバワールドも素質は高い。内にもたれる若さは残るがワールドインパクトにも注目。

ワールドインパクトはトモが甘く気性的にもまだ幼い面が残っているが、スケールが大きく、将来性は十分。ここを目標に乗り込まれて仕上がりも良好。折り合いの心配がなくて長くいい脚を使えるのでこの距離は望むところ。昇級でも期待できる。

相手は、素質では見劣らないヤマノウィザード、初ダートでも厩舎の評価が高いゴッドロブロイが面白いが、アドマイヤデウス、グッドスピリッツ、アグネスミニッツ、ディルガも可能性あり。