【敗戦の中にもキラリ】昇級戦で馬体を緩めたのだろう。
白鷺特別の
エーシンデュークの気配は、いつにも増して
ボンヤリ。しかも1000m通過は62秒9という典型的なスロー。最後は脚色が同じになってしまったが、ラスト4F・11秒8-10秒8-11秒2-11秒8という上がりラップに、あのデキでも抵抗できた。二走前の中京2200m戦は、2000m通過・2分1秒7という、澱みのないHペースの
アシストを受けたとはいえ、直線一気のゴボウ抜き。2分13秒8は、翌週の1000万特別・
名鉄杯を1秒4超。京都替りにも新味を残している。
サンライズタイセイとの叩き合いが第一本線。こちらも前回の
仲春特別は1000m通過が62秒2のスロー。追込み届かずの2着に終わったが、上がりは最速。母の父は
トニービン、2200mに距離延長も買い材料だ。
57キロの別定にかわるぶん、次位にとどめたが、
エーティータラントは高雄・境港連続2着と高値安定。
マウイノカオイは、境港でエーティーと0秒2差。
アドマイヤスピカも境港で最速の上がりをマーク。連下は一長一短あっては混とん。