【夏のジェントルマン】毎年この時期はそうだが、なるほど3回京都はレコード続出の高速馬場。持ち時計と瞬発力が、まずはありきだろうか。中心はジェントルマン。少し記録は古いが、二年前の下鴨Sを1分57秒6で快勝。冬場は身体が硬くなるタイプなのだろう。昨年の始動も、ちょうど今時分の春後半だったし、復帰後は3・2・2着。テッポウ態勢は整えてある。

ダノンフェニックスとの叩き合いが第一本線。前回は昇級、距離2200m。様子見の感じで5着に敗れたが、パフォーマンスの最上位にランクされるのは福島2000mの1分58秒9だった。高速決着と距離短縮は好材料。

スミデロキャニオンも、阪神2000mに1分58秒9の快勝歴あり。サフランディライト、マデイラは、前記三頭に比べると数字的根拠がやや希薄。

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【混戦】リメインサイレントの前走は案外だったが、荒れた馬場が影響したか。叩き3走目で変わり身に期待する。スミデロキャニオンの素質はこのクラスでもヒケを取らない。ダノンフェニックスは中団で流れに乗れれば。サフランディライトも立ち回りひとつで巻き返せる。ジェントルマン、トラストワン、マデイラが続く。

【小波乱】スミデロキャニオンはいい脚を持続できるタイプ。軌道に乗ってきた。馬場状態のいい京都に変わりダノンフェニックスが前進する。展開が向きそうなジェントルマンも差はない。

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