【1900ダートなら】エイコーンパスは、3勝のうち2勝が1900-2000ダート。坂のあるなし、回りも問わない。エンジンの掛かりが遅い長丁場仕様の馬だけに、1800ダートだと前回のように小さなアクシデントに巻き込まれる時があるが、わずか100m延長とはいえ、スタミナに比重が高くなると、バテる馬は早めに失速し、捌きも楽になる。

エアラギオールも前回で距離をクリア。叩き二戦、当然ここは勝負掛かり。単穴はマイネルハルカゼ。思うように絞れないが、昨年の今頃、京都・1分52秒4をたたき出したときは、OPも見えていた。

惑星はメイショウキラリ。初勝利は京都1900ダート・2分0秒5、二着をアッサリ封じ込めた逃げ切り勝ちは、今も脳裏に鮮やか。全体時計はモノ足りないが、アドマイヤキンカクの前走の上がりは36秒2の鋭さ。

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【小波乱】エアラギオールの前走は休み明けで小差の3着。京都替わりも問題なく、叩き2走目で勝ち負けになる。アドマイヤキンカクの前走は初ダートで快勝し、砂適性を示した。上がり3ハロンはメンバー最速で、昇級でも通用しそう。エイコーンパスは立ち回りひとつで反撃可能。アーサーバローズは現級の京都で連対実績があり、昇級も形だけ。タガノビリーヴィン、トゥヴァビエン、メイショウキラリを押さえる。

【小波乱】エイコーンパスはコースが変わって本領を発揮。馬群で脚をためて決め手を生かす。エアラギオールは折り合って前進。クラス3走目のタガノビリーヴィンが続く。

タガノビリーヴィンは前走も勝負どころで動きにくい形になって仕掛けが遅れてしまった。タメても切れるタイプではないのであの形では挽回するのが難しくなってしまう。このクラスでも力は十分通用するので早目の立ち回りができれば上位争い可能。

相手は、馬込みなら集中力が増すエイコーンパス、立て直して良くなったエーシンヘディングが有力だが、プラチナグロース、マイネルハルカゼ、メイショウキラリ、エアラギオールも押さえておきたい。