【新馬戦の再現】
ティルナノーグと
トーセンバジル――その両者の新馬戦の叩き合いが再び。どちらを本命に選ぶかが悩ましい。なんて、
ティルナノーグは、
ディープインパクト×ストームキャット配合で446キロ。コンパクトな切れ者というイメージを
武豊も描いていたのだろう。デビュー戦は距離や渋った芝を考慮し、やや前掛かりで攻めたが、勝負どころでモタモタ。しかし、やや重馬場で残り2Fからで推定11秒5―11秒9。グッと沈み込むフットワークにGI馬の片鱗。
同新馬で2着に敗れたが、
トーセンバジルはデビュー戦は骨格と才能だけで走った感じがある。次走の札幌1800mを1分51秒2で突破。調教の質も時計も格段にアップ。ごく近親の
トーセンジョーダン一族の良質な母系と父
ハービンジャーの期待も込め、今回はトーセン◎で向かいたい。芝の質は異なるが、阪神2000m・2分1秒9の
レントラー。小倉1800mを11秒4―11秒3―11秒8で後続を封じ込めた
ゴールドメダリオン。
ジュヒョウの1分49秒9にも、クラシックロードの資格あり。