※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
この時期の牝馬重賞ですから、出走メンバーは「500万下に毛が生えた程度」のレベルになるのが通例ですが、最近では
ローブティサージュ、
アイムユアーズ、
ホエールキャプチャがここをブレイクのきっかけにしています。
1番人気の連対は、過去10年で2頭だけ、近5年に限ると1頭もいません。人気に惑わされることなく、まだ実力が評価されていない隠れた実力馬を見出したいところです。
1.京都外回りで持続力勝負
京都外回りコースを使用するため、3コーナーからペースアップして息の入らない持続力勝負になります。レベルの高い重賞や長い距離を経験して、スタミナ面の裏付けがある馬に注目です。
2.非
サンデーサイレンス系が優勢
近3年では父に
サンデーサイレンス系の種牡馬を持つ馬の連対は1頭だけ。毎年半分程度の出走比率を占めているのに、不振が目立ちます。
3.外国人騎手に特注
3年前は
メンディザバル騎手が1着、一昨年はMデムーロ騎手が1着、昨年はバルザローナ騎手が2着。それぞれ人気は[8・2・7]でした。「追える」外国人騎手を2歳牝馬に騎乗させることは、勝負気配の表れでしょうし、身体的にタフであることの証明でもあります。
ウインソワレは4戦目での勝ち上がりでしたが、初戦は芝1600m、2戦目は芝1800mと、牡馬の素質馬が揃ったレースで好走を続けていました。前走の勝ちタイムは前日の
ききょうSを上回っていますから、格上がり戦でもスピード面で見劣りしません。切れる脚には欠くものの追ってバテないしぶとさが身上で、
ルメール騎手の手綱さばきに期待が集まります。
レオパルディナは完成度が高い馬で、小倉2歳Sは勝ちに等しい好内容でした。本質的には短距離馬でしょうが、この時期の牝馬限定戦ならば1400でも。
オールオブユーは牡馬の素質馬
サフィロスを相手にあわやの場面を作った前走が好内容。距離も経験済みなのは心強い材料です。
シンフォニアは
すずらん賞で断然人気を裏切りましたが、最終週の荒れた馬場でスピードを殺された印象があり、高速馬場なら見直す手も。キャリア一戦ながら恵まれた馬格を誇る
ダイワプロパー、
りんどう賞で素質馬
コートシャルマンと互角の戦いを演じた
ダノングラシアス、内回りの短い直線で鮮やかな追い込みを決めた
ペルフィカまでを相手に採ります。