【川田に手替わり】北國新聞杯は5着に終わったシュミット。表示は平均ペースだが、1000m通過は1分2秒6のスロー寄り。元々エンジンの掛かりが遅いタイプではあるが、勝負どころの三分三厘でインに閉じ込められ、直線伸びてはいるものの勝機を取り逃がしてしまった。しかし、二走前の愛宕特別・良馬場で1分51秒9は、このメンバーではトップランク。鞍上も愛宕の川田に戻る。

逆転があれば、ナンヨーカノンの先行力。エアグルーヴC・1分44秒9の時計も良質だが、1800ダートにも中京圧勝歴あり。似たような先行脚質でも、タガノビリーヴィンは長丁場の先行馬。1800ダート適性はナンヨーに分があるか。ジリ脚や距離ギリギリというタイプが多く、脚抜きのいい馬場を条件にウエスタンオウジ。ダノンクリエーター、スズカルパンのチョイ差しも十分。

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【小波乱】タガノビリーヴィンを中心視。前走はゴール寸前で差されたが、ハナ差2着と勝ちに等しい競馬だった。引き続き相性のいい京都なら勝ち負けだ。シュミットの前走は8kg増で体に少し余裕があったか。2走前の走りからもっとやれていい。スズカルパンは今秋の2戦が上々の競馬。大崩れはなさそうだ。ダノンクリエーターは大型馬の休み明けだが、前々で流れに乗れれば。あとは、ウエスタンオウジ、ナンヨーカノンまで。

【小波乱】シュミットは内枠を利して抜け出す。絞れてタガノゴールドが浮上。クラス2走めの上積みも大きい。タガノビリーヴィンはこのコースだと安定している。

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叩き3戦目で更に上積みが見込める6タガノビリーヴィンが主力。前走は早めに仕掛けてゴール前でハナ差交わされたが勝ちに行っての競馬で中身は濃い。先行力が生かせる脚抜きがいい舞台で勝機到来だ!○は3シュミット。勝ち味に遅い面はあるが差しは堅実で侮れない。