【10秒9-10秒9】スタートに、やや難はあるのはわかっていたサトノアラジンだが、2角で窮屈になり、やむを得ずといった感じで、3コーナーすぎから一気に動いてしまった前走の共同通信杯。1000m通過が62秒2のスローとはいえ、動き出した直線手前からの3Fは10秒9-10秒9-11秒6。東京の長い直線を、このラップでマクり切ったら、間違いなくダービー馬になる(笑)。なんて、岩田も一度乗っていたらの思いもあるだろう。厳しいローテにも耐え、追い切りも万全。2400m使いも、新たなダービーへの道となるか。

ラハイナルナの、ゆりかもめ賞も、距離に違いこそあれ、ロングスパートで最後は息切れ。鞍上の腕っぷしも加味し、前進の余地あり。

あすなろ賞1分59秒9のシャンパーニュ。レッドカイザーも一瞬の脚を生かしチョイ差しに虎視眈々。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【軸不動】サトノアラジンは重賞で2走連続3着。2走前は窮屈な競馬で、前走は早めに動いたぶんもあった。自己条件なら負けられない。シャンパーニュは追ってしぶとく大崩れしない。2走前に距離も経験しておりここも上位争い。ラハイナルナはトビが大きく長い距離が合う。メイショウラリマーは末脚がしっかりしており、昇級でも要注意。ウェーブゴールド、ヒラボクレジェンド、レッドカイザーを押さえる。

【小波乱】ラハイナルナはいい脚を持続することができこの距離に向く。潜在能力が高く自己条件で巻き返しを図るサトノアラジン。センスのいいシャンパーニュも圏内。

サトノアラジンの前走は2角付近でぶつけられてエキサイトしてしまい、外を回って早目に動く形。確かに上位馬も強かったが、不本意なレースになったのであれが実力ではない。気配は依然としていいので自己条件に使う今回は取りこぼせない。

相手は、ラハイナルナが筆頭。まだ完成途上で体幹が緩いので器用さに欠けるが、徐々にエンジンをかけている形なら長くいい脚を使える。サトノアラジンを負かすのは難しくても2、3着なら可能性は十分。

先行して渋太いシャンパーニュも有力だが、ウェーブゴールド、メイショウラリマー、テーオーイージス、ヒラボクレジェンドにも注意。