11R

フィリーズレビュー

15:35発走 / 芝1400m (右 A) / 天候:晴 / 馬場:良
1回 阪神 6日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牝(指) 馬齢 16頭
本賞金:5000,2000,1300,750,500万円
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 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

13

1点 1000円

馬連流し

13

相手

1

2

7

8

10

11

16

7通り 各1000円

ワイド

2

-

13

1点 2000円

望田潤の見解

 リアルヴィーナスはリュパン賞のアクトワンクイーンCイブキパーシヴの近親で、牝祖コナファからはヘクタープロテクターボスラシャムなど活躍馬が多数出る名牝系。

 母ラブレターノーザンダンサーのクロスが4・4×4・4とうるさいが、そこにノーザンダンサーをもたず5代アウトのネオユニヴァースが配されたことで上手くいった配合といえる。

 母父ロックオブジブラルタルデインヒル直仔の名マイラーでミッキーアイルジェベルムーサの母父、母母父ロイヤルアカデミーBCマイル勝ちでロイヤルスズカの父、そこにネオユニだからパワーや粘りに秀でた血ばかりが配されてきて、ミッキーアイル同様母父のマイラー体型が強いが、こちらのほうがよりパワー型の体質だ。

 ここ3戦はエルフィン7着もつわぶき1着もファンタジー5着も自身の上がりは34.7-34.8、届いたのがレース上がり35.5のつわぶきだけだから、34秒後半の末脚で間に合うレースならば…というパワーマイラー。

 近5年のフィリーズレビューのレース上がりが35.4、36.7、36.4、35.7、36.1、メイショウマンボフレンチカクタスサウンドバリアーは4角11番手以降からの追い込みだった。

 マイルは長いけれど1400mならばというスプリンター寄りの馬も出てくるだけに、ペースは緩まず上がりがかかり差し追い込み優勢、上がり34秒後半の差しで間に合うというのが近年の傾向で、つまりこの馬にとっては願ってもない舞台だ。

 りんどう賞つわぶき賞で◎を打ってきた馬だが、本番よりもここで狙いたい馬だしここならハマる予感。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

11

1点 1300円

複勝

11

1点 4500円

3連単1着流し
1着

11

相手

1

2

7

10

13

14

16

42通り 各100円

井内利彰の見解

 過去10年のフィリーズレビュー優勝馬10頭のうち、5頭に共通するのが「併用系統」の調教タイプ。阪神芝1400mといえば、坂路調教馬に適性が高いというのが、調教Gメン開始当初の傾向でしたが、近年は併用調教が圧倒的に有利。実は、フィリーズレビュー以外の阪神芝1400mにもその傾向が強く、特に春開催に行われるレースは顕著です。

 16頭の出走馬のうち、併用系統に該当したのは、◎ホッコーサラスターしかいません。そして、買い材料はまだまだあります。最終追い切りは栗東坂路でラスト1Fが最速になる加速ラップ追い切り。過去5走で3回、上がり最速をマークするくらいの切れ者。この脚を使える裏付けとなる加速ラップの追い切りを見せてくれています。

 対抗以下の評価は「最終追い切り栗東坂路」の時計。まずは、4F時計の最速馬。過去10年で[1-2-3-4]で複勝回収率403%。これに該当する○リアルヴィーナスはラスト1Fがかなり減速しましたが、とにかく4Fのスピードを評価。

 ▲ベルカントは最終追い切り栗東坂路の1Fが最速。正確には「最速タイ」ですが、数字が並んだ場合は4F時計が速いものを上位とすると、ベルカントになります。過去10年でこれに該当した馬の成績は[0-2-4-4]で、複勝回収率264%。1着はないかも知れませんが、3番手という意味合いで▲とさせていただきました。

 △エスメラルディーナは美浦所属馬ですが、美浦坂路で4F時計も1Fラップも優秀。△ダンスアミーガは前走が阪神芝1400mでメンバー最速上がり、それでいて、ラスト1F最速ラップですから、もちろん評価。

 △ホウライアキコは1週前追い切りがCコースでなかったので減点評価の押さえ。△アドマイヤビジンも近5走に上がり最速があり、ラスト1F最速ラップ。☆ヤマノフェアリーは前走が大幅に輸送時間を要しての勝利だけに、目に見えない疲れがないとも思えずこの評価にしましたが、追い切りの動きは抜群でした。

1.ベルカント
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

2.ダンスアミーガ
今回:馬ナリ平均坂路
前回:標準坂路

3.マイネヴァリエンテ
今回:標準少め坂路
前回:標準坂路

4.アキノクリンチ
今回:連闘
前回:一杯平均坂路

5.ノーブルサイレンス
今回:乗込坂路
前回:乗込坂路

6.シュシュブリーズ
今回:標準トラック
前回:標準トラック

7.ホウライアキコ
今回:標準坂路
前回:標準坂路主体

8.フクノドリーム
今回:馬ナリ平均トラック
前回:軽目トラック

9.グランシェリー
今回:馬ナリ平均坂路
前回:乗込坂路

10.ヤマノフェアリー
今回:標準坂路
前回:馬ナリ平均坂路

11.ホッコーサラスター
今回:馬ナリ平均坂路主体
前回:馬ナリ平均坂路

12.ニホンピロアンバー
今回:標準少めトラック
前回:標準トラック

13.リアルヴィーナス
今回:一杯平均坂路
前回:馬ナリ平均坂路

14.エスメラルディーナ
今回:標準坂路
前回:標準坂路

15.レムミラス
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

16.アドマイヤビジン
今回:標準坂路
前回:標準坂路

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

1

-

13

1点 1500円

馬連

2

-

10

1点 1500円

馬連

2

-

13

1点 1000円

馬連流し

1

相手

2

10

2通り 各2000円

馬連流し

1

相手

14

16

2通り 各1000円

古澤秀和の見解

1番:ここなら単騎で行けそう。
2番:デキ良いし、枠順魅力。
7番:細く映るし、イレコミもきつめ。飛びそう。
10番:デキキープ。上位争い。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

1

2

10

11

14

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

10

相手

1

2

11

14

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

11

相手

1

2

10

14

16

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【アキコの芯の強さ】阪神JFは、1000m通過が58秒4―1分33秒9という、歴代2位の時計決着にのみ込まれてしまったホウライアキコ。阪神の坂、いつになくエキサイトしたパドックと、課題を残す形となったが、ただしデイリー杯は、1000m通過が57秒9―1400m通過・1分21秒5という確からしいラップの上に立っての1分33秒2のレコード。重馬場の小倉2歳Sのパワーを思えば、阪神の坂も1400mまでなら我慢できる。

ヤマノフェアリーの前走は、スタート後の1F以外は、すべて11秒台。1分21秒7は、翌日の古馬1000万を0秒2上回る快時計。全姉のデニムアンドルビー(JC2着)とはタイプが異なるが、GI級のマイラーに育つ予感を感じている人も多いに違いない。しかし、年明けデビューで、体重は452キロに細化。綱渡りのローテーションを思うと、当日のパドックを見るまでは安心できないし、セオリーとして本命も打てない?

単穴はホッコーサラスター。重馬場ゆえ、前走1分22秒0を見落とし勝ちだが、昨年の紅梅Sのタイムは1分23秒5。メイショウマンボフィリーズレビューの時計は1分22秒1だった。マンボ同様の、大物喰いの匂いがプンプンだ。

エスメラルディーナも、関西への輸送という課題はあるものの、ジュニアCは牡馬相手に11秒4―11秒2で中山の急坂を登板。坂が一番こたえそうだが、ベルカントファンタジーS・1分21秒1もリスペクト

モツれた展開になれば、アドマイヤビジンダンスアミーガにもチャンスの目。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

13

相手

7

11

2通り 各2000円

馬連流し

13

相手

1

10

14

16

4通り 各1500円

須田鷹雄の見解

 前走でG1を使った2頭が土曜17時時点で1,2番人気。G1大敗組は人気が落ちると馬券的においしいのだが、人気だと妙味には欠ける。

 この2頭をヒモに入れるにしても軸は別な切り口を、ということで◎リアルヴィーナス。前走エルフィンS組はその着順に関らずフィリーズレビューで穴をあけることがある。そのエルフィンSはけっこうなスローペースで本馬はひどく折り合いを欠いてしまったが、それを考えると今回の距離短縮はプラスだろう。ネオユニヴァース産駒自体は阪神芝1400mとの相性はいまひとつなのだが、この馬に関してはなにより折り合いだ。

 ○にホッコーサラスター。前走500万条件組ははっきり着差をつけてきた馬が良い。本来ならレース間隔がもっと開いているとなおよいのだが、今回は前走が1400m以上で中4週以上という500万条件組がいないので、それに近い条件のこの馬を取る。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

7

8

10

11

12通り 各400円

3連単BOX

7

8

10

11

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

1

2

10

11

14

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

1

相手

2

10

11

14

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

16

相手

1

2

10

11

14

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【波乱含み】ホウライアキコを中心に推す。前走の阪神JFはイレ込みの影響が大きかったか。中間は放牧をはさんで仕上がりも上々。全3勝中2勝がレコードVで、7ハロンなら身上のスピードで押し切る。ベルカントの前走は牡馬相手のGIで初のマイル戦と、さすがに条件が厳しかった。ファンタジーS勝ちのある距離で、牝馬同士なら反撃必至。アドマイヤビジンは鋭い末脚が武器。前が止まれば一発も。ホッコーサラスターも瞬発力があり、流れ次第で浮上する。ダンスアミーガエスメラルディーナヤマノフェアリーを押さえる。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

1

2

7

10

16

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

11

相手

1

2

7

10

16

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎ホッコーサラスターは「ヨハネスブルグ×ダンシングブレーヴ」という組み合わせで、ホッコーブレーヴ(アルゼンチン共和国杯-5着)の半妹にあたる。兄同様、末脚の切れは抜群で、好位で立ち回ろうとすると味がない馬。しかし、前走や3走前のようにハイペースの後方に控え、脚を溜めることができるとゴール前で弾けるように伸びてくる。母の父ダンシングブレーヴは現役時代、凄まじい瞬発力でヨーロッパのビッグレースを勝ちまくった名馬。切れ味の源泉は母の父ドローンにあると思われる。

 父ヨハネスブルグに含まれるトムキャットはドローンと同じ「トムフール×マームード」なので、本馬はトムキャット≒ドローン5×4という切れ味を強化した組み合わせのクロスを持つ。これに加えて、2代母ヤサカショウリはナスルーラ≒パフューム5・5×4・5というスピードと瞬発力を感じさせる配合。これらの相乗効果によって本馬の瞬発力が生まれたのではないかと思われる。ベルカントフクノドリームニホンピロアンバーなど行く馬がそろっておりハイペース必至。後方待機組のこの馬が台頭する競馬となるだろう。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

 桜花賞トライアルとしては、本番と同一距離のチューリップ賞の方が関連性が高いのは周知の通り。ただし、チューリップ賞にはたいがい「不動の大本命」が出走するので、それとの対戦を避けて全体のレベルとしては低くなりやすい傾向があります。一方のフィリーズレビューは、桜花賞への出走権をかけたガチンコ勝負という様相になって、ビッグネームはいなくても全体の層はけっして薄くありません。二冠牝馬になるメイショウマンボもここが重賞初制覇の舞台だったことは記憶に新しいところです。

 ホウライアキコは早熟のスピード馬タイプですから、本番の桜花賞よりもむしろ距離が短いここが勝負でしょう。牡馬相手に重賞を2勝した脚力は現時点でライバルたちを凌駕しています。3歳春では完成度で一歩先を行っていて、逆転を許すとしてももう少し先になるはず。仕上がり早い牝馬で久々も不安材料ではありません。

 ヤマノフェアリーは昨年のJC2着馬デニムアンドルビーの全妹。年明けデビューから3戦2勝、勢いに乗っての重賞挑戦になります。一線級相手は初めてでここが試金石ですが、レースセンスがあって勝負根性に優れた馬で、素材的に格下という印象はありません。エスメラルディーナは大柄な牝馬でパワーが持ち味。ここまで2戦2勝ですが、ダートと時計のかかる中山芝でのもので、時計の裏付けがないのが不安材料です。ただ、スピード勝負に対応できれば大勢逆転も可能な素質の持ち主。

 ベルカントは快速のサクラバクシンオー産駒で、坂がある阪神コースでは1400でも距離的には微妙なところ。目の上のたんこぶホウライアキコの存在も厄介で、実績に敬意は表しても相手候補の筆頭という扱いが妥当なところでしょう。以下、アドマイヤビジンダンスアミーガホッコーサラスターが押さえ。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

1

7

9

10

11

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

7

相手

1

9

10

11

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

10

相手

1

7

9

11

14

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】リアルヴィーナスは折り合って決め手を発揮する。距離短縮を利してホウライアキコが持ち味を生かす。ヤマノフェアリーはスピードとしぶとさで勝負。

 小原靖博の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

2

7

11

13

16

90通り 各100円

小原靖博の見解

ヤマノフェアリーの前走は雪の影響で輸送に時間を要し、体重が10キロも減ってしまったが、それでもレースは着差以上の強さで完勝。能力が高いのはもちろんだが、精神的にもなかなかタフ。回復も思ったより早く、中間の調整も至って順調。このメンバーでも権利を取れるはず。

能力的にはやはりホウライアキコも有力。阪神JFはイレ込んで掛かってしまったが、1400mなら押し切り十分。

ダンスアミーガはキャリアを考えるとまだまだ強くなりそう。好枠を生かしてうまく立ち回れれば。

あとは、ベルカントホッコーサラスターリアルヴィーナスアドマイヤビジンに注意。

厳選予想 ウマい馬券