アグネスミニッツはアズマシャトル(ラジオNIKKEI杯2着)やピサノパテック(セントライト記念3着)の甥で、スティルインラブやビッグバイアモンなども出るブラダマンテの牝系。

　この牝系はロベルトを引くので内回り向きの機動力ある脚質になりがちだが、本馬は父がグラスワンダーなのでロベルト3×4でもある。

　これまで[1.0.2.3]だが未勝利勝ちがこの阪神内2000mで、最内からロベルト的な脚捌きでうなりを上げて抜け出してきた。

　内回りを走ったのはこのときだけで他は全部外回りだから、昇級後の成績は全部度外視してここで狙ってみたい。

【2分1秒8】若葉Sは3着とハネ返されたサウンズオブアース。クラスの壁というか、時計やラップの壁というか。能力のマキシマムが少し見えてしまったかなという感じもするが、2分1秒8というタイムは、この組み合わせなら断然。よほど変な馬体減や摩耗さえなければ順当に勝機。

当面の目標はサトノフラクタル。血統、馬っぷりは並々ならぬものがありそうだが、ただ走破タイムは2分3秒3。上がり35秒8に、確たる数字が見え辛い。

サウンズが昇級の壁に突き当たってしまったように、時計を更新し切れないようなら、ブラックカイト、アグネスミニッツなど、500万でモマれてきた、それなりの持ち時計があるタイプに隙を突かれる可能性も頭に入れておきたい。

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【一騎打ち】サトノフラクタルの連勝に期待する。デビュー戦は2着に6馬身差で楽勝。スケールが大きく、叩いた上積みも見込める。サウンズオブアースが強敵。休み明けの2走前が着差以上の快勝で、前走は格上の若葉Sでも強豪相手に3着と善戦した。競馬センスがよく、隙あらば逆転も。メイクアップ、ブラックカイトの3着争いか。

【順当】センスのいいサウンズオブアース。自己条件ならきっちり決める。アグネスミニッツは舞台設定が合う。ブラックカイトの前走はスムーズさを欠いたのが堪えた。流れに乗って浮上する。

当レースは印のみの提供となっております。