【増量ぶんは筋肉】取り消し明けでも、ハッピーモーメントだ。休み明けの前走は18キロ増。しかし、その増量ぶんがすべて筋肉。500万条件の中に、一頭OP馬が混じっていた。京都新聞杯7着で3歳春を終えたが、ディープ×トニービン、母系はダイナカール。この一族って、やっぱ凄い。見た目だけではなく、1000m通過が1分0秒0―マイル通過・1分35秒1という、確からしい平均ラップの上に立ち、大外一気に上がり34秒4。最終追い切りもWでピシリとできた。角居厩舎なら、中間のアクシデントも気にしなくていいように思う。

二の筆頭にはビービートレイターを抜擢。昇級の1000万は2着に敗れたけれど、二走前に続いて1分51秒台で走破。これが地方上がりかというくらい、馬っぷりも群を抜いている。ダートなら、近いうちにOPに昇格するだろうが、芝だってまだ底が割れていない。

サトノキングリーは、どうしても折り合いがおっかない。カレンバッドボーイは57キロが課題。レインフォールの逃げ残り、ヴァリアシオンはシュタルケがエッセンス。

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【伏兵注意】サトノキングリーの前走は好位から2着と脚質に幅が出た。久々でも仕上がり良好だ。ビービートレイターの前走はメンバー最速の末脚で2着。素質はクラス上位で初芝をこなせれば。ハッピーモーメントは取り消し明けだが影響はなさそう。素質はここでも見劣らない。叩き3走目のカレンバッドボーイは定量の57kgでも。サングップ、マルタカシクレノン、ヤマニンガーゴイルを押さえる。

【小波乱】カレンバッドボーイはまだまだ上積みが見込める。外枠も歓迎だ。折り合ってハッピーモーメントが肉薄する。サトノキングリーは先行力があり粘り強い。

当レースは印のみの提供となっております。