【構えの大きなダート馬】
マズルファイヤーがダートで再出発。500キロ半ばの、ほれぼれとする巨漢馬。
きさらぎ賞2着と粘り込みもしたが、構え大きく、硬めの筋肉の力馬。芝の重賞1秒足らずの切れ不足を、ダートなら一気に挽回できる。一週前に栗東坂路で52秒1-37秒5-12秒1。久々になるが、力感あふれる脚捌きを調教でも披露。
相手本線は
グレナディアーズ。関東遠征の近二走は、輸送で摩耗。伸びひと息のレースが続いてが、近場のホームなら一割増し。三走前の1秒51秒8は、ペースこそ異なるものの、同日の3歳オープン(勝者は後のJDD優勝馬
カゼノコ)を0秒4を上回る、古馬準オープン級の快時計だった。
ワースムーンは、当該2000m勝ちを含め、まだキャリアは〔3221〕。前走の小倉戦は、昇級を想定するかのような、見おろしの楽勝だった。
オウケンゴールドは、二走前に1分43秒8。
タイセイバスターも、2000mでもウカウカ先行させると、粘り込みの能力あり。一転乱ペースなら、ゴール前
タガノプリンスがチョイ差し。