1回小倉開催では1000万条件・ダート1700mというレースが通常2鞍組まれている。今年でいうとハンデ戦の
早鞆特別と定量の
和布刈特別だが、この条件はハンデ戦であっても定量でも、荒れるかどうかにはあまり影響しない。たまたまだが、今年の
早鞆特別も2,1,3番人気決着だった。逆に定量のほうが荒れることもある。
普通に考えると同開催にほぼ同じ条件が組まれていたら、後半のレースは堅く収まりそうなものである。しかし実際には、後半に組まれたほうのレースでも少なからぬ波乱が起きている。それは休み明けの馬が合流してくるからだ。過去10年、1回小倉後半に行われたこの条件をレース間隔別で振り返ると、中9週以上組が単回収率185%・複回収率112%。今回は
早鞆特別の2,3着馬がいて本命ムードだが、突破口があるとしたら◎
ミッキーオーラのような休み明けの馬だろう。同馬は前にも行けるし、もともと1000万条件で馬券になっていた馬でもある。