【桁違い】リラヴァティの前走は、「桁違い」という表現が許される大楽勝。フェアリーS3着・チューリップ賞3着なら、500万勝ちも当然だろうが、距離2000mもすいすい。距離に限界のありそうなマイラーと思っていただけに、なおさら衝撃的だった。448キロという体重も進化の鍵の一つ。ちなみに半兄はラジオnikkei杯優勝馬アダムスピーク。確かに前走時計は平凡だが、時に競馬は数字ではない?ローズS・秋華賞の先物買いといこう。

牝馬重賞戦線で1秒差以内の健闘を続けるフロアクラフト相手に、まずは腕試し。シャトーブランシュは、昨年のちょうど今頃、鳥栖特別で一気差しを決めローズS2着。不知火特別が案外だったが、ノボリディアーナは55キロに減量。アルアマーナは昨夏都井岬・1分45秒5の次走西海賞が2着。リリコイパイは昇級緒戦が0秒3差。

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【伏兵注意】先行してしぶといノボリディアーナを中心に推す。昨年のターコイズS(オープン)で2着の実績馬。前走はハンデ差があっての5着で、叩き3走目で定量なら首位争い。シャトーブランシュは昨年のローズS2着馬。末脚がハマれば突き抜けていい。フェータルローズは脚質に幅がある。牝馬同士なら55kgでも。リラヴァティの前走は5馬身差で快勝で、昇級の壁はなさそう。フロアクラフト、リリコイパイ、リングネブラを押さえる。

【小波乱】リラヴァティはレースが上手で反応もいい。フロアクラフトは小回りコースで持ち味を生かす。シャトーブランシュは追い比べで前進。

　リリコイパイの前走は超スローになって瞬発力の差が出てしまったが、休み明け、昇級、初めての古馬相手だったことを考えれば悪くない内容。立ち回りがうまく、小回りの小倉に替わるのは好材料。叩いた上積みも見込めるだけに今度は勝ち負けできそう。

　相手は、春は重賞でも好走したリラヴァティ、降級すれば能力上位のフロアクラフトが有力だが、フェータルローズ、リングネブラ、ノボリディアーナ、シャトーブランシュも差はない。